ネイル検定2級合格体験記。合格画像と私的合格ポイントも載せてるよ。

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こんにちは!ネイル検定2級に合格したHIYOKOです。

さてさて前回、ネイリスト技能検定3級の体験記を書きましたが、

なんだか読んでくださっている方がいるようなので

単純な私は、2級の体験記も読んでもらえるかなって思って書いちゃいます!

  • 独学でネイル検定2級も受験したい…!
  • 2級ってどんな感じ?雰囲気知りたい。

てな方々の参考になればうれしいな~と思いつつ、

体験記なのでかる~い気持ちで読むこと推奨です。

とにかく先に体験記を読みたいっ!って方は5.会場入りから実技終了まで←ここからネイル検定2級体験記に飛んでください。

今回はネイリスト技能検定2級の体験記です。

今回はチップラップという強敵が待ち構えるネイリスト技能検定2級の体験記です。

読みたいの3級の体験記の方だったわ…という方はこちらです。

ジェルネイル技能検定の体験記ではないのでそれも注意です。

え、ネイルの資格ってそんな種類あんの?!

って思った方は、ネイル関係の資格の種類なんかはこちらで説明しております。

さて、ネイリスト技能検定(長いので、以下ネイル検定と呼びます)の説明を簡単にすると、「ネイルに関する検定の中で最も昔からある」検定です。

この試験は、国際的に通用するネイリストの育成を目指す当財団が主催する、正しい技術と知識の向上を目的とした実践に役立つ検定試験です。実施27年目を迎え、約940,000人の受験者実績があります。

ネイリスト技能検定公式ページより

公式HPにはこんな感じのことが書かれています。

2級の合格率は2023年秋期までの累計で約43%なので、3級(約85%)と比べると約半分です。

うーん、キビシイ。

この合格率の低さは、

  • チップラップという強敵
  • 仕上がりだけでなく工程も見られる

という2つのポイント(越えなければならない壁ともいう)からきてるかなと思います。

ネイル検定2級の試験内容は実技と筆記の2つ

ネイル検定2級は3級と同様に実技試験と筆記試験の2つで構成されています。

試験の流れも、

事前審査→実技試験→実技審査(前半・後半)→筆記試験→終了

てな感じで一緒です(実技が前半後半に分かれているのはちょっと違うけど)。

流れは一緒なんだけども、実技審査の時間が3級より約20分長くなってます。

これがね。

ほんと、めっっっっっっちゃ苦痛です!!

スマホを覆うくらいすごく大文字でいいたい。邪魔だから言わないけど。

待つしかないんだけども、覚悟しといたほうがいいです。

緊張って長く続かないので、審査の終盤は緊張の糸が切れてきちゃいます。

緊張の糸が切れたまま筆記試験を受けてやらかさないように注意です。

ちなみにモデルさんは私以上にめちゃくちゃしんどそうでした(爪を傷つけちゃいけないし、約40分ずっと気を張りっぱなし)。

モデルさんへのアフターフォローも3級以上に必須です。

実技試験の内容は事前審査→ケア→カラー&アート&チップラップの3つです

ネイル検定2級を受けるってことは事前審査とかケアとかカラーの内容はなんとなくわかるのではないかな。

事前審査は3級と変わらず10分です。注意すべきポイントは3級と一緒です。

付け加えるなら、

3級以上にすべての道具をピカピカに掃除するべし!

です。

2級の場合、3級と違ってケアとその後のカラーやアートの時間がそれぞれ分かれています。

どういうことかというと、

  • 実技試験前半(ネイルケア)は30分
  • 実技試験後半(カラー・アート・チップラップ)は55分

と区切られてるってことです。

すなわち、ケアを短くしてその分チップラップとかに時間をまわそう!

てなことはできません。

前半が終わったら1分のインターバル(何も触れない)があってすぐ試験後半に入ります。

筆記試験の内容は相変わらず公式問題集から出題!です

筆記試験は3級より5分のびて35分間です。

3級の内容に加えて2級の内容が出題されるため、問題数が増えるので、解答時間も若干増えているという感じ。

筆記試験の対策はとにかく

公式問題集をひたすら解いて暗記!

です。

勉強方法は2級も3級と同様なので、勉強方法が知りたい方はこちらも読んでみると役に立つかもしれません。

会場入りから実技終了まで←ここからネイル検定2級体験記

そんなわけで場所は3級同様インテックス大阪!

インテックス大阪と言えばみなさん、アレです。

会 場 が 暗 い。

今回2回目になりますが、今回も変わらず会場は暗かったです。

ですが2回目ともなれば慣れたもの。

3級のキューティクルケアのとき会場の暗さに焦りまくった私も今回は暗さにしっかり備えて事前準備ばっちしで問題ナシ!

…とそこに関しては良かったですがなんと。

会場に到着した時点でモデルさん(夫)の爪が折れるというハプニング発生。

場所は親指。絶望。

…の気持ちをなんとか押さえつけサイトストレートを若干残しつつ(1mmくらいしかなかったよ…)爪の形を整え直しました。

本当、どれだけ練習して挑んでも、予想外のことが何かしら起きます。

会場入り前に絶望のハプニングがあったものの、

会場入りからケア(実技試験前半)までは特に問題ナシでした。

チップラップは満点とは言えない。私のチップラップはこんな感じ

ネイル検定2級といえばチップ&ラップですよね。私のデキはこんな感じです↑。

実技試験後半が始まったら手指消毒を丁寧に(内心はめっちゃ急ぎながら)やって、

すぐにチップラップに入ります。

このとき、最初に自爪を1mm程度にカットするという工程があるんですが

練習期間中、ネイルニッパーで自爪カットをしてないため(短くなっちゃうから)、めっちゃ緊張。

しかも安いネイルニッパーを購入しちゃってて硬くて切りにくい(後悔…道具は大事だよ…ほんと…)。

シルクがずれたりヒエェェ~と思いながらも練習通り工程をこなしました。

夫の爪は扇形なのでシュッと見せるのに苦労しました。

チップラップのみんなが忘れちゃいがちな採点ポイントはいろいろいいたくて体験記では書ききれないですが、その中でも2ついうなら、

フリーエッジの長さは5mm程度だぜ!

形はラウンドだぜ!

ってことです。

あと、練習しはじめるとわかるんですが

チップラップしつつのカラーリングは工程が結構難しいです。

少なくとも削りまで終わらせていないとカラーリングにダストが入ってしまう危険性が高まるので、

いかに!チップ&ラップを早く終わらせるか!!

が2級の命題ですよね(私だけ?違うよね?)。

試験当日まで少なくとも一週間はチップラップな毎日でしたが、当日もめっちゃ時間かかりました。

こだわっちゃうんだよね。

試験中、

こだわりそうになりつつ(若干こだわってしまって)→時間をチラ見して修正したい欲を抑える→客観的にみて及第点だったら次の工程に(進みたくないもっとこだわりたい!とおもいつつ)頑張って進む

てな葛藤を心の中で繰り返してました。

3級の練習でいちばん時間とるべき工程はキューティクルケアと言いましたが

2級はチップラップ(メンタル面も含めて)だと思います。

パールホワイトのカラーリングのコツ、わかっていても難しい

私の場合、チップラップの待ちの合間に反対の左手を塗りすすめて、

チップラップがあらかた完成したら、チップラップをしている右手のベース→パールホワイトを塗っていくという手順でした。

スクールでの練習時にファイリングとパールホワイトは花丸をもらっていましたが、

そんなもの吹き飛ばすのが試験というものです。

メッチャもやる。

パールホワイトは1度塗りをしたあと、しっかり乾かしてから2度塗りをしないともやがでます。

わかってる…。わかってるんだそんなこと…!

でも、時間が押したら待つ暇なんてない。今しかない。今塗らなきゃ。今今!!!

てな感じで塗った結果がこちらなわけですね。

チップラップとの兼ね合いが難しいですが、可能な限り早い段階で1度塗りまで終わらせて乾かす時間を作ってあげ…られたらいいよね(作るべし!とは難しさを知っているため言えない)。

スイカアートは極限までシンプルになったわ…(予想外)

パールホワイトを塗りながら、私はうっすら気づきはじめます。

アート描く時間…なくない…?!?!

3級の時と違いスイカはかなり簡単で、5点(満点)狙えるんじゃね?!←先生からも言われた

と思っていた私は、スイカ、結構練習していました。

でも、そんなもの吹き飛ばすのが試験というものです。

ヤ…ヤバババババババ…!となりながら完成したスイカがこちらです。

まぁ、ぱっと見夏っぽいし、スイカもちゃんとあるし、4点はあるはず。

私の場合、練習したアートは

  1. 砂浜
  2. 丸のスイカを背景に
  3. 手前に半円のスイカがあって
  4. それがお皿に乗っている

という6つの要素で構成されたスイカアートでした。

かなり時間がなくて何をあきらめるか瞬時の判断を迫られた結果

  1. 砂浜
  2. 半円のスイカ

になりました。

試験本番中、「なんか、背景描いてはるけどスイカはあきらめたんかな?!?!」とモデルさんは思っていたらしいので(ハラハラさせてごめん)、

間に合ったのは奇跡に近いです。

終わり良ければすべて良しッッ!

残り2分を切ったときに絶望の鐘がなる

アートの乾かし待ち、そろそろトップ塗るか~とほかの指(トップまで塗り終わってる)を確認していたら、

なんと、ウッドスティック(修正用)が親指が当たってえぐれる事件発生。

これは終わったと思った。

そういえば出だしから爪が折れたり幸先が悪かったもんなぁ~~~と意識が遠のいてお花畑まで行きました。

えぐれた次の瞬間、モデルさんと目が合う。笑

この時の絶望たるや…。

1本でもトップが塗れていないとその時点で失格になるため、

とりあえず先にアートのトップを塗って、

できる範囲で修正して…もうちょっときれいに直したいけど…ってとこで終了の鐘が鳴りました。

色んな意味でさよなら…って思った瞬間でした…。

さよならって思いながら受けた筆記試験

もう無理だわって思いながら受ける筆記試験(の待ち時間)はメンタルを保つのがめっちゃ大変でした。

意識が遠のくのを止められない。

筆記試験はあいかわらず公式問題集からそのまま出題だったのでとくに難しいこともなかったです。

しっかり勉強してたら大丈夫だと思いますが、出題数は3級より増えているので

多いなぁと感じるかも。

あいかわらず、3回見直して退出!

解放!!ヒャッポーーーーー!

…とはならず、落ちたわぁぁぁ~~~って感じで、テンション上がらずで終了しました。

おわりに こんだけハプニングが起きても合格したよ。不合格にならないための私的ポイント

私のネイル検定2級はこんな感じで終わりました!

上記は受験記念に撮った終了後画像です。

今見るとラウンドが甘かったり、バリが残って(るよね?!笑)たりしますが無事合格して良かった。

考えるに、

いずれかのチェックポイントで5点(満点)があって、カラーリングの3点(不合格)を補った

可能性が高いかな~と思っています。

スクールの先生から花丸もらったファイリングかなぁと思ったり。

計画では、ファイリングとアートで5を取って、チップ&ラップの不合格(3点以下)に備えるはずでしたが、

違うところで貯めたポイント使った感じになってしまった。。

不合格にならないための(私が思う)ポイントとしては

  • 2級からは得意を伸ばしつつ(=5点を取れるように練習して不合格(3点)に備える)
  • 不得意をいかに平均に持っていくか考えて
  • 試験当日は客観的にそれらを判断して工程をこなしていく

ことかなぁという感じ。

これを重点的に意識して練習すれば独学でも受かるんじゃないかな。

なので、3級以上に公式HPで公開されている実技採点基準を理解しておくことが合格するカギになってくると思います。

2級実技採点基準をチェックする(公式HP)

ネイル検定2級は3級より工程が複雑で混乱しちゃうかもですが

がむしゃらに練習するんじゃなく戦略的に練習して試験に挑むと少し楽なはず。

これからネイル検定2級を受けられる皆さんの合格を願ってます!

以上、体験記でした!

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