こんにちは、今年の4月に開催されたネイリスト検定3級に一発合格したHIYOKOです。
ネイリスト検定3級は合格率90%前後ともいわれていて、独学でも合格できるといわれている資格ですよね。
ですが、Twitterやネットなんかを見ていると不合格の方がいらっしゃるのも事実…。
不合格となってしまう方の原因についてみなさんはお分かりになるでしょうか。
もちろん、技術がものすごく至っておらず不合格、という方も中にはいらっしゃるでしょうが、実は3級で不合格になってしまう方のほとんどは、
- 失格事項を知らないうちに犯してしまっている
- 技術的側面ではないところで減点を重ねている
のどちらかに当てはまるんじゃないかなーと思います。
道具関連の減点や失格でよくある例といえば、
施術道具に食器と判断されるもの(陶器の水入れとか)を使用していた
とか、
消毒剤の入ってる量が少ない
とか、
エメリーボードが事前審査の時点ですでに汚れていた
とか、色々あります。
これらは技術とは全く関係ありません。
せっかく道具をそろえて、何度も練習して、休日の試験に付き合ってくれるモデルの方を探して、高い受験料を払って受験するのに、技術以外のところで減点されたり、失格になってしまうのは嫌すぎますよね。
技術の面で不合格なら、私の練習不足が悪いってあきらめもつくかもですが…。3級は簡単だといわれていますが、それ故に、道具選びの段階で合否が決まるといっても過言ではありません。
そんなわけで今回の記事は、
- 道具ありすぎて何選んだらいいかわからん
- 一応選んでみたけど、これ使っていいの?
- 道具で減点されたくないけど、何に気をつけたらいいの?
といった不安がある方に向けた記事になります。
この記事を読めば、
- 必要な道具一式
- 必要な道具を踏まえた上で、実際試験でどんな道具を使えば良いのか
- 道具選びで注意するポイントは何か
といったことがわかります。
ちなみにネイリスト検定3級合格の合言葉は、
目立たず、ひっそり、個性は出さずに技術の「丁寧さ(←ここ超重要)」のみアピールするべし!
です(私が言ってるだけ)。
実際の試験当日の様子が知りたい方はこちらもおすすめです。
- ネイリスト検定3級に必要な道具一式リストと、私が実際に使った道具一式
- テーブルセッティングの時、左サイドに置く道具一式
- テーブルセッティングの時、真ん中に置く道具一式
- テーブルセッティングの時、右サイドに置く道具一式
- 11.ウェットステリライザー
- 12.キューティクルニッパー
- 13.メタルプッシャー
- 14.ピンセット
- 15.ウッドスティック×3以上
- 16.エメリーボード×2(180グリット)
- 17.スポンジバッファー(180グリット)
- 18.ダストブラシ
- 19.ファイル・ブラシ・筆を入れる容器
- 20.消毒剤を入れる容器
- *20.消毒剤(エタノール)
- 21.液体ソープを入れる容器
- *21.液体ソープ
- 22.ポリッシュ類(ベースコート・赤ポリッシュ・トップコート)
- 23.キューティクルクリーム(かキューティクルリムーバー)
- 24.ポリッシュリムーバーを入れる容器(メンダーという)
- *24.ポリッシュリムーバー
- 25.コットンを入れる容器
- *25.コットン
- 26.アクリル絵具
- 27.絵具を入れる容器
- 28.パレット
- 29.アート用の筆
- 30.ゴミ袋
- 31.右サイドに置く道具一式を入れるトレイ
- 番外編・試験要項には書いてないけど持って行った方が良いもの
- まとめ ネイリスト技能検定に合格するための道具選び
ネイリスト検定3級に必要な道具一式リストと、私が実際に使った道具一式
ネイリスト検定3級を受ける方は、ネイルを勉強し始めたばかりの方が多いと思うので、揃える道具が多くて不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
3級に合格した私が実際に使った道具を紹介していきますので(100均のも多いよ!)、悩むのが面倒な人は同じのを買ってもらっても損はないかなぁと思います。
ではでは、一緒に準備していきましょう~!
道具一式をリストでまとめました
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/set-of-tools_jnec3-9.png)
とりあえず必要な道具一式をリストアップしたのでご覧ください。テーブルセッティングの時に置く場所ごとに分類しています。
※②真ん中に置くもの 8 下にひく用のタオル×2枚、は現在(2024年時点)必要なくなっています。
表中の水色の文字は品名ラベルが必須の道具です(検定シールを貼り忘れないように!)。
これらは試験要項に記載がありますが、試験要項には容器類は記載が無かったりするので、こちらを見ていただくと、絵具買ったのに絵具入れる容器買い忘れた!!とかが無くなると思います。
画像を保存して買い出しに行っても良いですし、PDFも作ったので印刷したい人はご活用ください。
私が試験の時実際に使った道具一式
んでは次にこちらをご覧ください。私が実際の試験で使用した道具たちです。
※②真ん中に置くもの 8 下にひく用のタオル×2枚、は現在(2024年時点)必要なくなっています。施術スペースはペーパータオルを敷くのみとなっているのでご注意ください。
最新のテーブルセッティングの様子はこちらを参考にされてください。
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/set-of-tools-image_jnec3-1024x1024.jpg)
上記の道具一式リストの表に対応しているので見比べてみてください(3だけ2か所に散らばってます!ゴメンナサイ!)
ちょっとごちゃっとしてますが…。道具は、基本的にシンプルなものを選ぶのがおすすめです。派手色柄物パレードはそれだけで目立つ可能性が高いです。
この中には、実際試験で使ってみたら微妙だったわという道具もあります。
以下では、わかりにくそうなのには再度画像を入れながら、
- 実際に使用した私の感想も交えつつ
- 何に使うのかも簡単に説明しつつ
ひとつずつ道具紹介していきます!
テーブルセッティングの時、左サイドに置く道具一式
1.フィンガーボウル
オマール海老やカニは食べないんですけど、要ります。
私は100均(ダイソーかセリア)で購入しました。食器コーナーにあるんだけど、プロ仕様として売っているやつに劇似なとこがポイント。
あるいは手の平部分にアシストがあるタイプがよいと思います。
私が買ったのと比べると手のひらを置く場所があるので、モデルさんの負担が減ります。
こういうやつ↓
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
今思えば私もちららを買えばよかった。
お椀タイプは、モデルさんが眠くなって手の力が抜けると傾いて水がこぼれます。
フィンガーボウルは実技試験のネイルケアという項目で使用します。検定のネイルケアはウォーターケアという手法で行われます。
水でふやかしてキューティクルクリーンをやりやすくするやつです。モデルさんにはこのフィンガーボールに手を突っ込んでもらってふやかしてもらいます。
2.フィンガーボウルに入れる水を入れた、何かしらの容器
検定要項には「携帯用ポット」と書かれていますが、水筒で良いです(検定会場でそのお水を飲んだらだめだよ!!)。
100均の水を入れるボトルでもいいと思いますが、温かい(ぬるくなることも考慮してむしろ熱い)お湯を入れていくことになる(と思う)ので、私は水筒にしました。
容量が小さめの方がテーブルのスペースを占領せず、ちょうどよさそうでした(クラスメイトが使っていました)。
お湯のほうがキューティクルがふやけるんだよね。
3.ケア、アート用の水入れ
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/water-bowl-1-1024x1024.jpg)
100均の透明のガラス小鉢で十分です。ケア用×1、アート用×1、合計2つ必要です。小鉢(食器)なんだけど、食器に見えないというところがミソです。
専門店に売ってるやつに劇似です。
ガラス製なので持ち運び時に割れないように気を付けないといけません。クラスメイトの中にはプラスチックの透明容器を使っている方もいました。
- 水入れは食器に見えないことが重要
- キッチン用品は使用禁止であるため、試験管の方に食器と判断されると失格となる
4.ネイルブラシ
私はプロ仕様のものを専門店で購入しました。
ただ、毛が硬めなので、キューティクル付近が乾燥していたり、薄いと痛いと感じるんじゃ?と思うのであまりおすすめしません。
こちらのやわらかめの硬さのブラシがいいも。↓
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
5.ガーゼ
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/my-favorite-gauze-1024x1024.jpg)
これは、おすすめのがあります!!これ!!↑
アマゾンで購入。これ、クラスメイトにもおすすめしたぐらいすごく良いです。
ガーゼなんだけど、やわらかで手にフィットします(量がすんごい多いです。一回買ったらもう一生分じゃないか?って感じです)。
ガーゼはネイルケアのニッパーの時に親指に巻き付けて使用します。
この時、硬めのガーゼだとしっかり巻き付けながらニッパーを使用するというのが難しくて、ほどけてきちゃうんですよね。
このガーゼだと、薄くて柔らかく、しっかり巻き付くのでほどけにくいです。
アマゾンだと、今はグリーン(25㎝×25㎝)のほうが若干安いみたい。
私は一枚を半分に切って使用しています。
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
6.ネイルケア用のハンドタオル
これはもう、100均でも何でも良いです。
無地のタオルで、できれば白が良いです。
7.トレイ(左サイドに置くガーゼ・タオル・ネイルブラシを入れる用)
100均ので十分です。
キッチン用品のところにありますが、専門店に売ってるやつに劇似です。
ステンレスだと溶剤等で変質しないので安心です。
テーブルセッティングの時、真ん中に置く道具一式
9.キッチンペーパーか、ペーパータオル
施術スペースにはペーパータオルを敷きます。
キッチンペーパーでもいいですが、検定要項を見る感じ、ペーパータオルのほうがよさげです。
私は独学でネイルをしていた時はペーパータオルの存在を知りませんでした。ペーパータオルはこんなのです。
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/my-favorite-paper-towel-1024x1024.jpg)
防水で良いっちゃ良いです。あと黒だとラウンドの形が見やすいし。
- キッチン用品は基本的に使用禁止であるものの、キッチンペーパーとアルミホイルは使用しても良いとされている
10.アームレスト
100均で購入しました。
ただ、柔らかすぎるのでこれからいくつも検定を受ける、あるいは知り合いにもやってあげる予定(アームレストを頻繁に使う)がある方にはお勧めしません。
その場合、こういう硬いやつがおすすめです。
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/armrest-1-1024x1024.jpg)
プロ仕様の硬いやつはモデルさんも疲れないし、ハンドも転がらず置きやすいのでおすすめです。
モデルさんがしんどそうだったので、3級は100均ので受験したものの、私は結局画像のやつを買いなおしました。
ハンドで受験される方は小さめ2つが使い勝手が
テーブルセッティングの時、右サイドに置く道具一式
11.ウェットステリライザー
4種の神器を入れる容器です。下にコットンを引いて、消毒液(エタノール)を入れて使用します。
私はダイソーの、確かキャンプ用品のとこにあったコップを購入して、取っ手を取って使用しました。
が、これはおすすめしません。
容器がでかすぎてエタノールをめちゃくちゃ入れないといけなくなりエタノールの無駄です。
ケチりたくなります。試験当日ケチりすぎると減点になります。なので、ケチる気持ちがわかないウェットステリライザーが良いです。
理想のウェットステリライザーは口部分が広くて、下部分はキュッとしてるやつです。
口部分が広くないと、ニッパーによっては持ち手が引っ掛かって下まで届かないことがある(刃先がエタノールに浸らないと減点)ので注意が必要です。
アルコールを入れるので、プラスチックの容器はだめです。ステンレスかガラスにしましょう。
- ウェットステリライザーはニッパーの刃先が底につく大きさのものを選ぶ
- 刃先が浮いていると減点となる
番外編 ウェットステリライザーに入れた刃先が折れないように気をつける
ウェットステリライザーにはコットンを入れて刃先をエタノールに浸します。
道具をあまり丁寧に扱えない(施術に集中してしまってね)方は、道具をウェットステリライザーに入れるときに刃先が強く底にあたってしまうことがあります。
どうなるかというと、
欠ける
もしくは、刃がゆがむ
ってことになります(もうどうしようもない)。
スクールのクラスメイトの方の中には、ゆがんでしまったため高いキューティクルニッパーを買ったのに買い直している方がいらっしゃいました。
自分の行動にちょっと自信が持てないな~って方はウェットステリライザーの底にパッドを入れておくことをおすすめします。
私はキューティクルニッパー(高価)の刃先がゆがんだりしたらハゲる自信があるので、もちろん入れています。
入れる場合、パッド→コットン2枚→道具類を入れる
って感じで見えないので、色はお好きなもので問題ありません。
12.キューティクルニッパー
これとメタルプッシャーは唯一悩んでもいいところです。
私は「内海」というメーカーのニッパーを購入しました。
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
気を付けてほしいのが、安くてもいいからプロ仕様のものを購入するということです。
ニッパーは刃物です。切れないやつを使うと本当に危ないです。
そして、ようわからんとこが売っているニッパーはほんとーーーに!!切れません(もちろん私も購入経験あります…)。
プロ仕様のを一度でも使うと違いがわかります。
私の購入したニッパーはプロ仕様のものではありますが、その中でもかなり(一番?!)安価です。
もうひと頑張りしたニッパーを購入したクラスメイトに使わせてもらったことがありますが、
さらに使いやすくて疲れず、良かったです。
本気度が高い方は最初から買っても損はしないはず(なぜなら安いのを買ったらどうせいずれ買い直すことになるから…悲)。
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
内海以外だとHIKARIも皆さん使われてます。
内海と比べるとHIKARIはちょっとコンパクトな感じ。
ニッパーは私たち初心者が一番苦手となるところで、かつけがをしやすいところとなるため、できるなら良い製品を使いたいところです。
一度買ったら(大切に使えば)ずっと使えるしね。
13.メタルプッシャー
私は「内海」というメーカーのプッシャーを購入しました。
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
握る部分がシリコンなので、
持ち手がメタルのものは中指にあたって皮膚が固くなる原因になったり、
跡が付いたり、痛かったりするのですが、これはそのあたりを保護してくれます。
プッシャーもニッパーと同様、安くてもいいからプロ仕様のものを購入してほしい道具になります。
プロ仕様でないものは押し上げるところがぶ厚かったりなんか知らんけどものすごく使いにくいです。
使いにくいということは危ないってことになります。
14.ピンセット
私は検定時は100均で購入したものを使用しました。
ただ、使いづらくてあとでプロ仕様のものを買いなおしています。3級に限ってはピンセットを使用する場面がないため100均のでも問題ないかな。
セルフネイルでストーンを置いたりとピンセットの使用頻度が多い、あるいはネイリスト検定2級の受験を視野に入れているなら最初から使いやすいピンセットを購入していても損はしないと思います。
15.ウッドスティック×3以上
ポリッシュが皮膚に付着した際に、それをとったりするために使用します。
試験中に落としてしまう可能性があることも考えて3本は欲しいところ。
100均のはプロ仕様のものと比べると硬くて削るのが大変だったので、私はあまりおすすめしないかも。
- 事前審査時に汚れていると判断されると減点となる
- 試験時はきれいなウッドスティックを持っていく
16.エメリーボード×2(180グリット)
ファイリングで使用します。
これも、1本でもいいんだけど、試験中に落としてしまう可能性があることも考えると2本は欲しいかな。両面180グリットのものが無ければ、100/180グリットのエメリーボードでも良いです(試験の時使用するのは180グリットの方)。
エメリーボードは黒が良く見るやつな気がしますが、白いのもおすすめです。ファイリングの音が小さく、エメリーボード自体が白いため削った跡が見にくいです。
- 事前審査時に汚れていると判断されると減点となる
- 試験時はきれいなエメリーボードを持っていく
17.スポンジバッファー(180グリット)
ファイリングあとのバリ取りに使用します。3級に限ってはバリ取りに使用するだけだし、何でも良いと思います。
これも、試験中に落としてしまう可能性があると考えるなら2つあったらいいと思います。
上で説明したエメリーボードや、スポンジバッファーの違いがそもそもわからん!という方は、こちらの記事が参考になると思います。
18.ダストブラシ
私はプロ仕様のものをお店で購入しました。
アマゾンなら、これが激似です。
100均のメイクブラシでも問題ないようです。
19.ファイル・ブラシ・筆を入れる容器
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/file-stand-1-1024x1024.jpg)
私は100均で購入しました。スクールでもこれに関しては多種多様で、みんな思い思いの容器を使ってたイメージがあります。
検定要項だとこの3つは一緒に入れられていますがスクールの先生には、
一緒に入れていると、衛生的でないと判断し減点する試験管の方がいる(ヒェ~)
と教えてもらい、仕切りのある容器を使用しました。
- ファイル・ブラシ・筆を入れる容器は、仕切りのあるものにするか、それぞれ別の容器に入れる
- 仕切りがない場合、試験管よっては衛生的ではないと減点される可能性がある
20.消毒剤を入れる容器
100均で購入しました。
中身の量が見えると厄介なので(少なすぎると減点になるよ)、不透明な色をチョイスしました。
プロ仕様の液体ソープを買った場合は必要ありません(小さいサイズで売っているため詰め替える必要がない)。
- 中身の量が少なすぎると減点される可能性がある
*20.消毒剤(エタノール)
76.9~81.4%の濃度があるものが良いです。
でも、濃度が目に見えるわけじゃないし、なんでも良い気がします。とはいえ、ちゃんとした濃度のを買おう!
21.液体ソープを入れる容器
100均で購入しました。
こちらも中身の量が見えないように不透明な容器がおすすめです。
- 中身の量が少なすぎると減点される可能性がある
*21.液体ソープ
私は100均の容器を購入して、普段使っているハンドソープを入れました。
プロ仕様のものを使ってるクラスメイトが多かったかな(小さくてコンパクトだから容器を別に買う必要もなく、使いやすいです)。
液体ソープは試験開始前にフィンガーボウルに数滴混ぜておきます。
22.ポリッシュ類(ベースコート・赤ポリッシュ・トップコート)
検定ではOPIを使用しました。
私の場合、モデルが夫で、爪が大きいタイプだったので筆が太めのポリッシュをチョイスしました。
ですが、今なら爪の大きいモデルさんにはシャレドワ(平筆)をおススメするかな。爪が小さいモデルさんならシャレドワ(ノーマル)がおススメです。
あと、カラーポリッシュは真赤じゃないとだめなので注意しましょう。
- カラーポリッシュは「真赤」指定されている
23.キューティクルクリーム(かキューティクルリムーバー)
私は「ジェシカナリッシュ」というキューティクルクリームをアマゾンで購入しました。こちらはプロも使う製品です。
キューティクルクリームは基本的にはキューティクルや爪周りの皮膚を保湿するものです。私は皮膚にも塗布するものなのでプロ仕様のものが安心&スクールでも使用していたものを購入しました。
ウォーターケアの場合はこのキューティクルクリームかキューティクルリムーバーを使用することができます。どちらも塗ることで、キューティクルケアをやりやすくするという意味合いがあります。
キューティクルクリームかキューティクルリムーバーはどっちがいいの?
というと、どちらでも良いですが、私のおすすめはキューティクルクリームです。
キューティクルリムーバーでよくおすすめされているのはこれなんですが↓、
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/my-cuticle-remove_BLUECROSS-1024x1024.jpg)
確かにめちゃキューティクルが取れます。
が、これは使用した後、水で洗い流すという工程が必要なキューティクルリムーバーです。
そのため、検定試験の場合、ケアした後にもう一度フィンガーボウルの中に手を入れてブラシで洗い流す必要があるということになります。
これってめっちゃ時間の無駄じゃないですか?
よくおすすめされていますし、私自身持っていてホームケアでは良く使いますが、
検定試験での利用ということを考えると私はあまりおすすめできない
かなと思っています。
私が検定試験で使用したジェシカナリッシュは小さめですが、キューティクルクリーム自体ドバドバ使うものでもないのでサイズ的には十分です(ネイリスト検定3級・2級、ジェルネイル検定初級・中級の練習、本番分ぐらいは余裕で足りるとみた)。
24.ポリッシュリムーバーを入れる容器(メンダーという)
私はプロ仕様のものを購入しました(ロック機能付き)。
100均にも似たような(プラスチック?の)メンダーがあるんですが、押すところが固くて使いにくいんですよね。
タイムロスが嫌&ずっと使えるというところで、ちょっと奮発しました。
*24.ポリッシュリムーバー
なんでもいいかなーと思うけど、モデルさんの手のことも考えて、100均のものはやめてプロ仕様のリムーバーを使用しました。
これまでの実体験に基づくと、基本的にポリッシュやらジェルやらを落とす溶剤は、プロ仕様のものを使用したほうが少ない量、短い時間で素早く落ちます。
25.コットンを入れる容器
私は100均で購入しました。絆創膏が売ってあるコーナーにあったような気がします。
クラスメイトは蓋が別々で開く容器を使っていて、使いやすそうだなーと思い私も買ってみました。
こんなやつ。↓
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/cotton-container-1-1024x1024.jpg)
結果として、試験でどちらを使った方がいいか?と言うとどちらでもいいかなーという感じ。
置く場所があれば左のでもいいけど、ちょっと大きめなので置く場所があまりないなら私が試験時に使ったのでも十分です。
あと、左は蓋が自立しない(下まで倒れる)のに対し、右は蓋が自立する(下まで倒れない)という違いがあります。お好みでどうぞ。
*25.コットン
私は100均のコットンで乗り切りました。3級はそれでも問題ないような気がします。
ただ、クラスメイトの方々は使いにくいってことでちょっといいやつを使用していたような。
けばけばにならないやつね。
でも、まずは100均のでいきましょう!
26.アクリル絵具
私は100均の絵具でやり切りました。
購入したのは赤・黄・緑・青・白の5つです。
例えば赤と白を混ぜてピンクを作ったりしますが、混ぜる時間を短縮したい場合はピンクの絵具を買っておくというのも時短の方法としておすすめです。
私は100均で済ませましたが、ちゃんとした絵の具を買っているクラスメイトも結構いました。
乾きやすさが違うみたいけど、100均で不便は感じなかったかな。
でも、100均でいいよ!!と力強くおすすめはできないかも…
試しに100均で白の絵具を買ってみて、問題なく花が描けそうならほかの色も100均で揃える、難しそうならちゃんとした絵の具を購入するといった選び方が良いかもしれません。
27.絵具を入れる容器
100均の容器を使用しました。入れば何でもよいと思います。
28.パレット
100均(ダイソー)の名刺入れにアルミホイルを敷いて使用しました。
蓋ができるので事前に絵の具が入れておけるし、絵具自体の乾燥もすこし遅らせることができます。
紙のパレットでも良いです(こちらは場所を取らないというメリットがあります)。
29.アート用の筆
これは「ブルーシュ 401」と「ブルーシュ 701」というプロ仕様の筆を購入しました。
フラワーは塗りつぶす作業と、細い線を描く作業があるため、2本購入しました。
絵を描くのが得意なら太い方の筆(401)が1本あったら十分です。
30.ゴミ袋
柄ものじゃなければ何でも良いです。
31.右サイドに置く道具一式を入れるトレイ
私は100均で購入しました。
これでも問題ないですが、プラスチック容器でポリッシュリムーバーがこぼれたりすると変質してしまうので、ステンレスの方がおすすめかもしれないと最近思っています。
番外編・試験要項には書いてないけど持って行った方が良いもの
検定要項に書いてないとはいえ持っていくのが必須な道具
32.薄め液
私は「サタデーナイトシンナー」というプロ仕様のものを購入しました。
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
カラーポリッシュは温度変化に敏感です。
気温が高いと、試験という限られた時間の中であっても急激にドロドロに変化する可能性が十分に考えられます。
そういった場合に薄め液を使用するとサラサラに戻ります。
試験会場の環境は言ってみるまで分からないため、リスクを考えると持って行った方が良いかなと思います。
33.タイマー
100均のものを使用しました。
私のはザ・キッチンタイマー!!!ですが、100均でももちょっとおしゃんなやつがあります。
試験会場でもそちらを使用している方が多かったように思います。
私は時間がわかればほんっとーに何でも良かったので、お家にあるやつを持っていきました。
- タイマーはタイマー機能だけのものを使用する
- 多機能電子機器は禁止されている
34.プレプライマー
私は「ネイリストプレプライマー」というプレプライマーをアマゾンで購入しました。
プレプライマーは油分を除去する溶剤で、持っていくのは必須ではありません。
が、油分除去はネイルのクオリティをあげる上で侮れないため、使用したほうが良いと私は思っています。
スクールでは当たり前のように毎回最初から最後まで使用していました。
必須じゃないけども万が一を考えて持っていったほうが良い道具
ここからは道具一式リストの表には載っていない道具たちにです。たぶん新しく買わなくてもお家にあるかな?といった物たちです。
テープ
ゴミ袋をテーブルに貼るために使用したり、品名ラベルがはがれていた場合の応急処置として使用できます。
万が一に備えて持って行った方が良いかなと思います。
油性ペン
品名ラベルの貼り忘れや、剥がれていた時にその場でササッと書くために必要です。
万が一に備えて持って行った方が良いかなと思います。
ハサミ
テープを切るときに必要です。
万が一に備えて持って行った方が良いかなと思います。
まとめ ネイリスト技能検定に合格するための道具選び
かなり長くなってしまいましたが、以上、ネイリスト検定に必要な道具一式~私が使った道具たち~でした。減点になりうる注意ポイントも含めて紹介したので、参考になったら嬉しいです。
今回はネイリスト検定3級に合格するための道具選び編でした。
ネイリスト技能検定3級に合格するためのテーブルセッティング(シェア済み)- ネイリスト技能検定3級に合格するための採点に対する考え方
もシェアしていきたいと考えています。
また、今回シェアした内容は2023年時点の要項に基づいた内容になります。試験要項の内容は予告なく変わる場合があるため、(私も可能な範囲で都度確認はしますが、)皆さんご自身で最新の検定要項をしっかり確認された方が良いかなと思います。
→※②真ん中に置くもの 8 下にひく用のタオル×2枚、は現在(2024年時点)必要なくなっています。施術スペースはペーパータオルを敷くのみとなっているのでご注意ください。
→文章は修正済み。今私生活がバタバタしているため、画像の修正は4月中にしておきます。
ではでは、これから3級を受ける方、頑張ってください。応援しています!
個人的な相談・質問はインスタからもどうぞ
このブログはコメント欄を開放しているので、疑問などがあったらご活用ください。
コメントは全員に公開されるため、それはちょっと…という方はインスタDMで相談受け付けてます(文章でのやりとりのみ)!
いずれも私の空いた時間にちょこちょこ返信する感じになるため、返信のタイミングはまちまちです。ご了承ください。
コメントする
検定を受けようと考えているのですが、一点質問失礼致します。
フェイスタオルとバスタオルは何に使用するのでしょうか?
お答え頂けますと幸いです。
ぴぴぴさん、こんにちは!
HIYOKOです。
フェイスタオルとバスタオルは現在必要ないため、それ以外の道具を参考にされてください。
(2023年時点の要項に基づいた内容になっているので今週中に最新版へ修正しておきます。)
※フェイスタオル(とバスタオル)は2023年時点ではペーパータオルの下に敷くことになっていましたが、
現在は「タオルは無し」になっています。
こんにちは!めちゃくちゃ分かりやすく、とても参考になりました。
質問なんですが、絵の具チューブ、絵の具パレットは、どの様に配置していますか?
またゴミ袋は、テーブルのどの位置にどの様にテープで貼っていますか?
ぴぴぴさん、こんにちは!
お返事遅れてしまって申し訳ないです!
**
・絵具のチューブ:ダイソーの正方形の透明の入れ物(確か、大きく「1」って書いてあるやつ)に入れていました。
記事内「私が試験の時実際に使った道具一式」の27番です。
・パレット:記事内「私が試験の時実際に使った道具一式」の28番の名刺入れ(これまた百均)のを使っていましたが、配置は「コットン容器の下において、重ねる」という感じでした。
・ゴミ袋:右利きなら右側にテープ2枚で貼るのがおすすめです。「流れるようにごみが捨てられる」というのが大事です。
ネイリスト検定3級合格の道!テーブルセッティングのマスター法と裏技(https://hiyoko-nail.com/blog/2023/07/28/table-setting_jnec3/)のセッティング画像はご覧になりましたか?
こちらを見たらセッティングの様子は分かるかなぁと思います(もし見た上での疑問だったら「見たけど分かりにくくて質問したわ!」って教えてもらえると嬉しいです。記事修正します!笑)。
※ただ、画像はパレットに絵具を入れる前のセッティングなので(左に立てて入れてる)、絵具を入れたらコットンケースの下に重ねておきます。
あと、きちんと収まっていれば配置は自由なので、私のを参考にしつつ自分の使いやすい置き方を模索してもらったらいいかなと思います。
質問失礼します。
認定ハンドモデルで受験するのですが、
水筒の中身はお湯ではなく、水でも大丈夫ですか?
まいきさん、こんにちは!
HIYOKOです。
水筒の中身の水の温度に規定はない(40度じゃないとだめ!とかはない)ため、水でも問題ありません。
**以下補足**
そもそも、事前審査の時も実技試験の時も、試験管の方が「フィンガーボールの中に入っている水の温度を調べる」といった工程がないため、
水の温度は何度でも問題ないということになります。