こんにちは、ネイリストのHIYOKOです。
今回はセルフネイルでジェルネイルをし始めた時にぶつかる壁
なぜかジェルが固まらない問題(ズガーン)
についてYes/No診断チャートを作ってみました。
これを見れば一発で原因と解決法がわかるはず!
(…もしわからなかったらコメントください!)
ジェルネイルが固まらない・ベタベタの原因をYes/No診断チャートで特定しよう
チャートでアルファベットに到達したら、チャート下のボタンをタップして解説ページに飛んでください。
A)ジェルネイルはライトで硬化しないと固まらない
ジェルネイルはポリッシュ(マニキュア)と違い、専用のライトの光を当てることで固めます。
ライトの光を当てない限り永遠にヌルッとベタベタして固まりません。
ジェルネイルのライトは100均でも買えるし(品質が微妙なのでおすすめはしないですが)、プロ用のものもネットで購入することができます。
安価なものでとりあえずという場合は下記がおすすめ。
スクールでは貸し出し用のライトが上記でした(15台くらいあったはず)。長持ちはせず、わりと壊れます。
私も家に1台持っています。使用頻度にもよりますが2年前後で次第にジェルの硬化に時間がかかってくるようになります(使えなくなるわけではないし、何より安いのでお試しならアリかも)。
長く使いたいのであれば下記がおすすめです。
SHINYGEL Professional:ジェルネイル用 36W LEDランプ<クレッシェンドハイブリッド コードレス> |
\9,900 |
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プロ用でおすすめなのはこちら。
SHINYGEL Professional:ジェルネイル用 36W LEDランプ<クレッシェンドハイブリッド コードレス> |
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プロ用に関しては職場で使っていて使い心地も分かるためレビューしています。これはホントめちゃくちゃおすすめ。
気になる方はこちら。
》【ジェルネイルライトレビュー】プロ用ならシャイニージェルのハイブリッドLEDがおすすめ
B)ジェルに対応したライトを使わないと固まらない
ジェルネイル用のジェルは
- UVジェル
- LEDジェル
の2種類あります。
歴史的には、UVジェルが先に開発されてジェルが普及→開発が進むにつれてLEDジェルができたという感じ。
UVジェルは硬化に数分かかるのに対してLEDジェルは数十秒(プロ用ライトの場合)で硬化するため一気に普及しました。
最近のジェルはほぼほぼLEDライトで固まるジェルかな?と思いますが、もし「ライトに当てているのにジェルがまったく固まらない!」という場合、ライトとジェルが合ってない可能性が高いです。
C)ジェルを塗る順番を守らないとベタベタする
ジェルは「ベースジェル」「カラージェル」「トップジェル」の3種類あり、それぞれ役割と塗る順番が決まっています。
セルフネイル初心者さんだと、「カラーだけ買えばいいのかな?」と思っちゃいがちですが、ベースジェルとトップジェルは超重要なので必ず買うようにしましょう。
ベースジェルを使わなければジェルネイルが取れやすくなるし、カラージェルの色味が爪に沈着して汚くなってしまうことがあります。
トップジェルを使わずカラージェルで完成させてしまうと、艶が出ずに曇ってくすんだジェルネイルになってしまったりカラーが剥げてしまうことがあります。
もし「カラージェルしか買ってなかった!」って場合、下記のベース、トップがおすすめです。
ベースは自爪に直接触れるため、できるだけプロ用を使用したほうが安全かなと思います。
安心の純国産・削らないジェル
SHINYGEL:スーパーベース(5g) |
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SHINYGEL Professional: ノンワイプトップジェル / 8g |
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上記は「ノンワイプ」トップジェルのためふき取りが要らないトップジェルです。
ふき取りはセルフネイル初心者さんが曇る原因ナンバー1なので上記はすごくおすすめ。
アマゾン・楽天で買えるベースジェル・トップジェル
ベースもトップもネイリストなら知らぬ人は居ないメーカです。
上記のトップジェルは「ノンワイプ」トップジェルのためふき取りが要らないトップジェルです。
ふき取りはセルフネイル初心者さんが曇る原因ナンバー1なので上記はすごくおすすめです。
D)顔料の量・塗布量・撹拌の有無で硬化不良が起こる
硬化不良とは硬化したはずの爪の表面がシワシワだったり、押してみるとブヨブヨしている状態のことです。
表面のみ硬化されていて中は硬化されていないことが多いです。
色が濃いと硬化不良を起こしやすい
ジェルネイルは色が濃いカラーほど着色のための「顔料」が多く含まれています。
顔料が多い=硬化ライトの光を通しにくい=硬化しにくい=硬化に時間がかかる
てな感じです。
色が濃いカラーは
- 薄く塗り重ねる
ようにすると硬化不良が起こりにくいです。
濃い色を塗っていて硬化不良を起こしている場合、薄く塗るようにしてみましょう。
塗布量が多いと硬化不良を起こしやすい
一度に塗る量が多いと、シアーカラーでも硬化不良を起こすことがあります。
ジェルネイルは分厚く塗る、というよりも「薄く塗り重ねる」が基本かなぁと思います。
デザインによって「たっぷり塗る」みたいなのもありますが、ネイリストは事前に硬化不良を起こさないかネイルチップで試してるはず。
顔料が多いジェルじゃないのにシワシワブヨブヨしてしまったら、1回あたりのジェルの量を減らしてみてください。
撹拌(かくはん)していないと硬化不良を起こすことがある
撹拌(かくはん)とは液体を混ぜることです。
カラージェルは「撹拌不要」と書かれているもの以外は、基本的に使用前に混ぜる必要があります。
理由は
顔料が底に沈むから
です。
混ぜないまま色を塗ると本来の色が出ないし、硬化に必要な成分を先に消費してしまう(混ぜないと上にたまってるので)ことになり、後半に硬化不良を起こしてしまい最後までジェルを使い切ることが難しくなってしまいます。
カラージェルは専用のスパチュラで事前に混ぜてから使うようにしましょう。
カラージェルを数種類使う時いちいち拭き取らないといけなくなるので数本持っていても便利です。
E)トップジェルは拭き取りをしないと「未硬化ジェル」でベタベタする
「ノンワイプトップジェル」と呼ばれるトップジェル以外は、硬化した後に「未硬化」と呼ばれるジェルが爪表面に残ります。
これ、「あれっトップジェル塗って完成したのにベタベタするんだけど?!」と混乱する原因1位なんじゃないかなと思います。
ジェルは光を当てることでジェル内の分子同士が結合していって固まります。
ただ、爪表面はジェル内の分子同士が結合するのではなく空気とジェルの分子が結合してしまい、硬化が完全にされずに未硬化ジェルと呼ばれるものが爪表面に残ってしまう…というわけです。
残った未硬化ジェルはクリーナーをワイプにつけて拭き取るようにしましょう。
おすすめクリーナーとワイプ
SHINYGEL:ジェルクリーナー/100mL |
\396 |
商品ページはこちら |
上記は大容量版もあります。
ちなみにふき取りはエタノールでも可能です(ジェルによって艶が出ないこともあるので注意)。
エタノールを使う場合濃度76.9%~81.4%のエタノールを使うようにしましょう。
ワイプは下記のような毛羽立ちの少ないものがおすすめ。
SHINYGEL:ジェルワイプ(24枚×3シート) |
\495 |
商品ページはこちら |
キッチンペーパーは曇ることが多いのであんまりおすすめしないかな。
ワイプを使わないならコットンの方がいいかなという感じ。
F)一度使ったワイプは未硬化がついててベタベタする
未硬化ジェルは透明なため目では見えません。
とはいえ、拭き取った後のワイプを触ればベタベタしています。
同じ面で違う爪の拭き取りをすれば当然キレイに取り切れず(むしろワイプについた未硬化がつく)ベタベタしたままになります。
一度使った面は使わないようにしましょう。
下記のワイプはジェルを拭き取るために作られたもので、ふき取りがキレイにできます。
キッチンペーパーなどで拭き取りをしていてうまくいかない…ってな場合は、ちゃんとしたふき取り用のワイプを購入すると解決するかもしれません。
SHINYGEL:ジェルワイプ(24枚×3シート) |
\495 |
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G)ジェルは硬化時間を守らないと固まらない
基本的にはジェルのボトルの裏面に書かれた硬化時間を満たせば硬化されます。
ただ、この硬化時間はジェルのメーカと同じライトで硬化した場合の硬化時間です。
安価なライトを使うと硬化に時間がかかることもあります。
ジェルの塗布量や色によっても硬化時間には差が出てくるため、ある程度の練習が必要かもしれません。
とはいえ基本的には塗布量が適量であれば固まるはずです。
適当に硬化してたわ!ってな場合、硬化時間を守ってジェルを固めてみてください。
H)ジェルはライトの光が当たっていないと固まらない
ジェルは光が当たっているところが硬化されます。
安価なライトの場合、上部にのみライトがついてることが多くて両サイドが硬化されていないのはあるあるです。
ジェルの硬化は全面に光を当てることを意識しましょう。
1回で全面硬化できるライトに買い替えるのもひとつの手です。
プロ用のおすすめはこちら。
SHINYGEL Professional:ジェルネイル用 36W LEDランプ<クレッシェンドハイブリッド コードレス> |
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》【ジェルネイルライトレビュー】プロ用ならシャイニージェルのハイブリッドLEDがおすすめ
安価なものだとこちら。
SHINYGEL Professional:ジェルネイル用 36W LEDランプ<クレッシェンドハイブリッド コードレス> |
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I)ライトが劣化するとジェルが固まらない
ジェルを硬化するライトは「一度購入したら永遠に使える物」ではありません。
ライトが「切れる」ことはなくとも、照射される光は年月とともに弱まってきますしライトの周囲の部品は劣化していきます。
ジェルネイルを塗る工程も順番も塗布量もあっているのに固まらない場合、ライトが劣化している可能性が高いです。
この場合、ライトを買い替えることが解決策になります。
UVライト
UVライトは安価ですがライト自体の寿命が短いため、頻繁に買い替えが必要になります。
LEDライト
LEDライトは「一度買ったらずっと使える」と思いがちですが、実はそうではありません。
LEDライトの劣化は主に
- ライトを包む材料の劣化
- ライトの内部部品の劣化
この2つによって、ライト自体が「切れる」ということはなくてもジェルが硬化しなくなってきます。
ライトを包む材料の劣化。「砲弾型」か「チップ型」か
LEDライトのランプ部分は「砲弾型」と呼ばれるランプと、「チップ型」と呼ばれるランプの2種類があります。
チップ型の方が高価で使われている素材の耐久度が高いです。
プロ用のLEDライトはまずチップ型が採用されているといって良いかと思いますが、安価なLEDライトの場合は要確認です。
砲弾型ライトはライトを包む樹脂の劣化が早いため、ジェルがちゃんと硬化しなくなってしまい買い替え頻度が多くなってしまいます。
ライト自体が「切れる」ということはなくてもジェルがだんだんと硬化しなくなってきます。
ライトの内部部品の劣化。熱によって劣化する
プロ用のLEDライトはネイルサロンでの使用に耐えうる耐久性を備えています。
セルフネイル用のLEDライトはそこまでの耐久性は備えていません(価格的に仕方ないかなと思います)。
私がプロ用とセルフネイル用のライトを使ってて感じるのは、「セルフネイル用の安価なライトは、ライト本体が熱を持って熱くなる時間が早い」ということ。
本体が熱くなると内部部品にダメージを与えてしまい、寿命を縮めることになるので熱くなってきたら一度中断することが望ましいのですが…
気にせず家でサンプルチップを4時間ほど作ることもザラにあり。
私が持っている安価なライトは購入して2年ほどですが、最近はすぐに本体が熱くなってしまって硬化にも時間がかかるようになってきました。
「1回あたりの使用時間が長いよ!」とか、「頻繁に使うよ!」という方は、プロ用のライトを購入したほうが結果的にコスパが良いかもしれません。
ジェルネイルのおすすめライト
一番おすすめなのは下記のプロ用ライトです。
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職場では上記のコードレスタイプを6台ほど使用していますが、毎日使用しても現役です。使用頻度によりますがセルフネイルなら一生(はイヤかもですが)共に過ごせるのでは?と思ったり。
詳しい記事も書いてます。
》【ジェルネイルライトレビュー】プロ用ならシャイニージェルのハイブリッドLEDがおすすめ
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