こんにちは、HIYOKOです。
ネイル検定(ネイリスト技能検定やジェルネイル技能検定)を受験するためにはハンドモデルと呼ばれるモデルさんが必要です。
検定の主催者側はモデルさんを準備してくれないため、自分で探す必要があるんですが、これが結構、悩むんですよね…!!!
- 練習にも付き合ってくれて、試験本番も付き合ってくれる爪のきれいな人なんていない…
- 周りの友だちみんなジェルネイルしてるんだけど…
- 協力してくれるって言ってる人の爪はめっちゃ小さい(大きい)んだけど…
- やっぱり、きれいな爪じゃないと落ちちゃうの?
とか、いろいろな不安&疑問が出てきます。
私は2023年に、
- ネイリスト技能検定3級
- ネイリスト技能検定2級
- ジェルネイル技能検定初級
の3つを受験してストレートで合格したところです。モデルはすべて夫にお願いしました。
ちなみにその時の体験記はこちら。
》ネイリスト検定3級合格体験記。ガタガタアート画像も恥を忍んで公開!
》ネイル検定2級合格体験記。合格画像と私的合格ポイントも載せてるよ。
ネイリスト技能検定1級やジェルネイル技能検定上級などの高難易度の検定となると話が変わってくるかもしれませんが、
3つの検定を受験する過程で感じたのは、
ネイル検定のモデル選びは、モデルさんの爪のきれいさ以上に重要なポイントがある!
ということです。
この記事では、
- ネイル検定のモデル選びの不安や疑問を解決し、
- ネイル検定のモデル選びで重要なポイント
を丁寧に解説していきます。
この記事を読めば、モデルさん本当にこの人で大丈夫かな?と、当日まで悩むことなく、ネイル検定に自信をもって挑むことができます。
モデル選びで本当に重要なポイントは、
- 【大前提】ハンドモデルの規定を満たしている
- 試験を受けることを応援してくれている
- 練習に協力的である
- 本番までの期間、爪を丁寧に扱ってくれる
- 信頼関係がある
の5つです。
ではでは、詳しく解説していきます。
3つの検定をともにした戦友(夫の爪)は大きく、平べったく、短い上におうぎ型で皮膚も硬い
本題に入る前に、私のモデルさん(夫)の紹介をちょっとだけしておきます。実際に3つの検定をこの爪でストレート合格したので、きっと気になっている方もいるはず。
ではこちらをご覧ください。
お分かりいただけるだろうか(迫真)。夫の爪は、
- 大きい
- 平べったい
- 短い
- 扇形
- 爪の周囲の皮膚は硬い
という理想とされるハンドモデルとはかけ離れた(失礼)爪をしてらっしゃいます。
もともとフリーエッジはゼロだったので、写真の爪はめちゃくちゃ頑張って伸ばしてもらっている状態です。
親指は、平均的な女性の爪の2本分くらいの大きさです(ヒェ~)。
理想のハンドモデルとはどんなのか?というと
- 自爪にある程度の厚みがあり(健康的)
- まっすぐに均等に生えていて
- 形が整っていて
- ネイルプレートは小さすぎず大きすぎず
- 手や指にゆがみがなく
- 横から見た時のカーブは何も塗っていない状態で緩やかなカーブを描いている
いわゆる美爪と呼ばれる爪をお持ちの方です。
もし、周りにそんな爪をお持ちの方がいたら早急に確保!!です。すんごくレアです。
きれいな爪の知り合いがいたら万事解決でこの記事も読む必要なし!なわけですが、実際のところ、そういった爪をお持ちの方を見つけるのはなかなか難しいです。
美爪な上、練習や試験に付き合ってくれる人となるとさらにね。
でも、大丈夫です。ネイル検定で合格するのに、
モデルさんが美爪であること
は絶対!ではありません。美爪だとラッキーだなぁ~くらいです。実際、美爪とかけ離れた爪で合格した人がここにいます。
きれいな爪の人が見つからない…!と不安になる必要はないので、安心してくださいね。
ネイル検定のモデル選びで重要なポイント1:ハンドモデルの規定に合った人
ネイル検定ではモデル選びに規定が明記されています。参考として、ネイリスト技能検定の要項から必要なことろを抜粋すると、
規定
● モデルの爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められる場合はモデルになれません。
● モデルの爪はナチュラルネイルをベースとするが、イクステンション(バーチャルを含む)
とリペア(グルーオンを含む)は、合わせて2本まで可。注意事項
● モデルの方は15歳以上に限る。(性別不問)
ネイリスト技能検定試験試験要項 2023年 秋期(10月実施)
と記載があります。これはルールなので、守らなければいけません。
ネイリスト技能検定のモデルの条件は、
- 爪及び爪周りの皮膚に疾患がない
- 爪のリペアは2本まで
- 15歳以上
ということになるわけです。
ネイル検定の試験を受ける際は、
- 検定要項のモデルに関する規定と注意事項
をしっかり確認することが重要です。
ネイル検定のモデル選びで重要なポイント2:試験を受けることを応援してくれている
モデルさんが試験を受けることを応援してくれているかどうかはかなり重要です。
応援してくれているかどうかは、この下でお話する練習に協力的であることや、爪を丁寧に扱ってくれることに関わってくるからです。
モデルさんは、
- 応援してくれているからこそ練習に協力してくれるし、
- 応援しているからこそ(合格してほしいと思っているからこそ)、爪にも気を使ってくれる
んです。応援していない=ネイル検定に受かっても落ちてもどちらでもいいと思っているということです。
そういった方をモデルさんに選んでしまうと、練習に付き合ってもらう際にも必要以上に気を使わないといけなくなりますし、ドタキャンされたり、試験前日に爪が折れた!なんてこともあり得ます。
どうしたら応援してくれるモデルさんに出会えるのでしょうか。
私は夫にモデルをお願いしましたが、モデルのオファーをした当初は「エエッ俺がモデル?!」(←ちょっと嫌そう)てな反応でした。ですが、
- どうしてその資格を取りたいのか
- その資格を取ることで何が可能になるのか
- なぜあなた(夫)にモデルをお願いするのか
をたびたび話していると、応援してくれるようになりました。こういった話をするのは面倒かもしれません。ですが、逆の立場になって考えてみてください。
- ある日、なんかよくわからない試験の手伝いを頼まれる。
- なんかよくわからないけどあれこれ言われて爪に気をつけないと怒られる。
- 練習にも付き合わされる。
- 自分の時間が減る。
こんな状態では、すごく面倒に感じるし、嫌ですよね。それが普通の感情だと思います。
ですが、
- ある日、なんかよくわからない試験の手伝い頼まれる。←ここは一緒
- 話を聞いてみるとその試験に受かることは夢をかなえる上で重要で、実際、毎日仕事が終わってから一人でも練習していて、その資格を取ることに対して真剣なようだ。
- モデルを誰にするかは重要で、誰でもいいわけじゃなく、自分が良いらしい。
といった事柄を相手から伝えられた場合どうでしょうか。
少なくとも、何も説明されないままよりも応援してあげたいと思うのではないでしょうか。
自分にはネイル検定を受けることを応援してくれる人はいないかも…という方は、まずは周囲の人にオファーしてみて、
- どうしてその資格を取りたいのか
- その資格を取ることで何が可能になるのか
- なぜあなたにモデルをお願いするのか
を伝えてみると良いと思います
ネイル検定のモデル選びで重要なポイント3:練習に協力的である
ネイル検定を受ける場合、たくさん練習をする必要があります。
モデルハンドでの練習でも構いませんが、試験をモデルさんで受ける場合はやはり、そのモデルさんでなるべく多くの練習を行うことが理想です。
爪の形や大きさ、癖は人それぞれ違うため、試験と同様の爪で練習を重ねることで、どのようにポリッシュを塗れば早くきれいに塗れるのか、どんなアートが最も映えるのかがわかってきます。
私の場合、モデルである夫の手で週3回前後は練習させてもらっていました。日によっては仕事が終わって帰ってきてから練習に付き合ってくれていたりもしたので、かなりしんどかったのではないかと思います。
これだけ練習に付き合わせていると、
こんなに練習に付き合ってもらっているのだからぜっっったいに受からなければ…!(イヤマジデ)
とかなり本気になれます。まさに、「こんだけ付き合わせて落ちたら顔向けできねぇ!!」って気持ちです。
とはいえ私が高頻度で練習可能だったのは一緒に住んでいるからです。もしご両親や、ご兄弟に協力してもらう場合は、同居でないと難しいと思います。
普段は自分の手やモデルハンドで練習して、週1回練習への協力をお願いするというのでも、本番で初めてモデルさんの手に触れるのに比べたら雲泥の差です。
モデルさんの負担も考えつつ、モデルさんの手に触れる機会がなるべく増えるように、練習時間を確保するのが良いかなと思います。
ネイル検定のモデル選びで重要なポイント4:試験本番までの期間、爪を丁寧に扱ってくれる
あるんです。
前日に爪が折れちゃう…ってことが。
特に普段爪に意識を向けていないことの多い男性や、(男女関係なく)爪の薄い方にモデルをお願いする場合、注意が必要です。
ネイル検定を受ける場合、検定の級によって爪にサイドストレートがあることが必要な場合があります。この場合、普段爪をぎりぎりまで切っている方には、サイドストレートがとれるくらいには爪を伸ばしてもらう必要があります。
長い爪って、短い爪より折れやすいですよね。しかも普段爪に意識を向けていないことの多い男性は普段より長い爪の状態に慣れておらず、爪を酷使しがちです。
私は毎朝、
爪に気を付けてね!本当に!爪!すぐ折れるよ!
と声をかけていました(ウザイ)。
下で詳しくお話しますが、保湿クリームも毎日塗ってもらっていました。
こういうことを口うるさくいっても大丈夫だったのは、ひとえに私が資格を取るのを応援してくれていたからだと思います。
ネイル検定のモデル選びで重要なポイント5:信頼関係がある
今までネイル検定のモデル選びで重要なポイントを4つお伝えしてきました。
モデルを頼もうとしている方はポイントの4つを満たしているでしょうか。
爪、折れないように気を付けてねと言って気を付けてくれるでしょうか。
気を付けてくれると思うと思った方は大丈夫です。いや~言っても忘れるんちゃうかな?と思った方はちょっと考える必要があるかもしれません。
モデルさんを選ぶ上で、
信頼できる相手かどうか
はとても重要です。
試験当日現地集合であれば、時間通りにちゃんと来てくれるのか?ドタキャンしないか?
練習日を決めたはいいけど、ちゃんと練習に付き合ってくれるのか?
日常生活で爪を丁寧に扱ってくれるか?
相手との信頼関係がないと、無事に試験を終えるまで不安を抱えたまま過ごすことになります。
ネイル検定を受ける際のモデルを探すサイトがありますが、信頼関係という点でいえば、こういったサイトを利用するのは少し不安です。
できるだけ信頼関係のある知人にモデルをお願いするのが安心かなと思います。
私がネイル検定のモデルにお願いしたこと
私がお願いしたことは、
・保湿
・爪を伸ばす
の2つでした。
めちゃくちゃ保湿してもらう
爪ってとにかく保湿が大事です。
私は夫にモデルをお願いしました。男性がモデルである場合に起こりうる問題に皆さんはお気づきでしょうか。
爪になんか興味なくって手入れを全くしてないからキューティクルがカチコチ。
これがめちゃくちゃ問題になってきます。プッシュアップをどんだけしても上がらない。キューティクルリムーバーを塗っても無理。ふやかしてもはり付いてる。
もし、こういった現象にお困りの方がいたら、原因はたいていの場合乾燥です。
- 手を洗ったらクリーム
- お風呂から上がったらクリーム
- 寝る前にクリーム
これを徹底してもらうと男性の爪とは思えないくらいきれいな爪に変化します。最初、めんどくさがってる間は代わりに塗ってあげるくらいの気持ちで(笑)。
モデルさんの爪は自分が育てる!という心持ちでいると良いかもしれません。
【余談】私が塗ってあげてた市販で買える激押し爪用クリーム
私が毎日塗りこんであげてた爪用クリームは、
スクールの先生に教えていただいたメンソレータムの爪用クリームです。
これがね、かなりおすすめできます。
冬の季節はアマゾンだと売りきれがちです(私はタイミングよくアマゾンで購入できた)。
12gで定価1,000円ちょいくらい、24g(大容量)だと1,700円くらいの価格帯なので
市販にしてはちょっと高いかもですが、
プロ用製品と比べたら3分の1くらいの価格帯です。
こういう商品はとにかく続けるってことが大事になってくるんですが、
1か月試してほしい!です。
体感では、2週間もしないうちにささくれの存在感が無くなりました。
夫は乾燥肌で冬は指が割れる&爪は乾燥して縦筋が入りがちなんですが、
このクリームを塗りだしてから爪がおはじきみたいツルンツルンになって
指先もスルンスルンになって
見るたび笑っちゃう事態になってます(悩んでたみたいなので、良かったね~って感じです)。
爪用の保湿クリームどれにするか悩んでるならば、ぜひ候補のひとつにどうぞ。
短い爪であってもサイドストレートが取れる程度には伸ばしてもらう
モデルさんの爪は短くても問題ありません。ただ、ラウンドを取る場合、
サイドストレートがあること
が必須です。サイドストレートが取れるくらいの爪の長さが必要です。
人の爪は1日0.1mm伸びます。1か月で約3mm伸びる計算です。
見つけたモデルさんの爪が欠けていたり短かったりする可能性も考えると、なるべく早くに探しておくと、爪を育てる期間がその分延びます。
モデルさんに会う機会があまりない方ほど、早めにモデルさんを見つけて、保湿やキューティクルのケアなど、お手入れをしてあげるようにしましょう。
おわりに ネイル検定モデルは爪が短くても合格できる!モデル選びで重要なポイント5つ
今回の記事ではモデル選びで重要なポイントを5つに絞ってご紹介しました。
ネイル検定3級、ジェルネイル検定初級を受けられる方に向けてロードマップ記事も書いてます。
皆さんに合ったモデルさんに出会えることを祈っています。
分からないことがあったら下にコメント欄があるのでぜひこの機会にどうぞ!
Twitterもやってます。
ではではネイル検定3級を受ける皆さん、応援しています!
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