ややこしすぎ!ジェルネイル検定初級の第1課題・第2課題のテーブルセッティングを解説

HIYOKOネイル
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こんにちは、HIYOKOです。

みなさん、ジェルネイル検定初級の試験要項みられましたか?

なんか、ちょっと…ややこしくない????

JNECのネイル検定3級をすでに受けている方ほどそう思われているはず。

  • 実技が第1課題と第2課題で分かれているし…
  • 第1課題で使ったもので第2課題の時に出してたら失格になる道具があるし…
  • 第1課題免除者はテーブルセッティングちょっと変わるし…

みたいなね。

今回はこの辺りについて丁寧に解説しつつ、おすすめテーブルセッティング(実際私が使った道具で!)を紹介していきます。

タオルは使いません!検索すると改定前の古いテーブルセッティングを解説しているサイトが多いのでご注意ください。

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【ジェルネイル検定初級】実はJNA(公式)がすんごいわかりやすい資料を出してくれてる

JNAのサイトでは、試験要項とは別に「テーブルセッティング規定」なるものがpdfで公開されています。

公式サイトに飛んでスクロールしてかなり下の方にあります。

自分で行くのがめんどい方はこちらから(PDFページ)。

(JNAはページが頻繁に更新されるのでリンク切れになっていたらご自身で公式サイトからダウンロードしてください。)

これ見たら話終わるやん!ってなりそうですが。

実はそうもいかない。

実際はそういうテーブルセッティングにはならんやろ~!てなポイントがあります。

今回はテーブルセッティング規定を一緒に見つつ、施術をしやすいおすすめテーブルセッティングも知っていこうや!という記事です。

(断じて!!公式のテーブルセッティングに文句を言う記事ではありません。念のため)

ネイル検定3級と同様、ジェルネイル検定初級のテーブルセッティングは満点を狙える項目です。

しっかりマスターして確実に満点を取っていきましょう。

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【ジェルネイル検定初級】第1・第2課題受験者のテーブルセッティング

さっそく下記をご覧ください(JNAテーブルセッティング規定より)。

JNA公式でのテーブルセッティング例です。

注目すべきポイントは私的に2つ。

  • ライトをアームレスト代わりにしている
  • 施術スペースと道具を置いているトレーにスキマがある
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ライトをアームレスト代わりにしている

既定の1ページ目には下記記載があります。

ライトはアームレストとして使⽤してもよい。(その際ペーパータオルで巻くことは不要)

なのでアームレスト代わりに使うこと自体は問題ナシ。

公式のテーブルセッティングでは「モデルさんから見て右手はライトをアームレストとして使い、左手はアームレストを使用」てなテーブルセッティングです。

「ライトをアームレストの代わりにする」ということ自体はネイルサロンではよくあります。

この問題点は

  • ライトがスクエアでなければ出来ないテーブルセッティングである

ということ。

JNA公式テーブルセッティング例で使われてるライトは私がブログで超おすすめしてるシャイニージェルのライト(今は売っていないブラック。カッコイイ)ですが、こんな感じに上部が平面じゃないと使えないセッティングです。

【ジェルネイルライトレビュー】プロ用ならシャイニージェルのハイブリッドLEDがおすすめ

私がおすすめしている安価なライトで下記がありますが、こういうドーム型だとムリだよねってことです。

施術スペースと道具を置いているトレーにスキマがある

これはすべての級で言いたいしネイル検定のテーブルセッティングではすでに言っているのですが、このスキマは減点ホイホイゾーンです。

絶対みんなここに物置くから!!

ほんと、このスキマは無くした方がいいよ!

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【ジェルネイル検定初級】第1・第2課題受験者のおすすめテーブルセッティング

てなわけで上記を考慮して使いやすく配置したテーブルセッティングを解説していきます。

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【第1・第2課題受験者】認定モデルハンドのおすすめテーブルセッティング

ポイントは

  • アームレストは小さめが2つ
  • ライトは左端に設置する
  • ペーパーは2枚敷いて隙間を無くす

という3つです。

認定モデルハンドの場合、ハンドには意思がないため常に転がるリスクが付きまといます。

床に落ちたり隣の受験生の方まで転がってしまうと最悪です。

それを防ぐために、施術している側のハンドはアームレストごと手前に、使ってないハンドは奥に置いておきたいわけです。

アームレストが一つだとそういった使い方ができないし、片方のアームレストをライトで代用するとなると移動がやりづらい。

加えて公式のテーブルセッティングの場合、第2課題の時に施術スペースとライトが近すぎて漏れた光でジェルが固まる危険性もあります。

アームレストを2つ使うなら第1課題ではライトは必要ありません。

使わないものは端に端に追いやりましょう!

あと、筆が転がるリスク・集中しすぎてスキマにおいてしまうリスクを考えると、画像のようにスキマは無くしておくのがベストです。

第2課題のことまで考えて、第1課題の時点で上記のようなテーブルセッティングをしておくのがおすすめです。

私が試験で実際に使ったおすすめ道具一式はこちらで紹介しています。

【2024年度最新】ジェルネイル検定初級のおすすめ道具一式を紹介

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【第1・第2課題受験者】モデルさん同伴のおすすめテーブルセッティング

1.【おすすめ】ライトのスクエア型をいかしたテーブルセッティング(JNA公式とほぼ同じ)

2.長めのアームレストを使用したテーブルセッティング

モデルさんでの受験の場合、第1課題のセッティングパターンは2つ。

  1. 【おすすめ】ライトのスクエア型をいかしたテーブルセッティング(JNA公式とほぼ同じ)
  2. 長めのアームレストを使用したテーブルセッティング

モデルさんの場合、第2課題の時に認定ハンドのセッティングのように左端ライトを置くとすごく腕を広げないといけなくてしんどい場合があります。

「1.ライトのスクエア型をいかしたテーブルセッティング」はモデルさんにとってもっとも負担の少ないセッティングになっています。

「2.長めのアームレストを使用したテーブルセッティング」は1のセッティング(一番おすすめ)ができない場合のセッティングです。

モデルさんの場合はあえて小さいアームレストを2つ購入する必要もないかなぁと思います。

将来的にセルフネイル以上のことをしたい(人にしてあげたいとかネイルサロンやりたいとか)と考えているなら、ライトはスクエア型を買うのがおすすめです。

ドーム型は使い勝手が良くないので結局「買い直したいな~」ってなります(我が身)。

長めのアームレストは30㎝以上のものがおすすめ

私が参考例で使用している長めのアームレスト、これ、短いです(26㎝あって、小さい片手用アームレストに比べると長いですがコンパクトタイプ)。

アームレストが短いとモデルさんにとって不自然な姿勢で長時間座っていることになりかなり不評です。

私の場合すでにアームレストは画像のもあわせて2個持っていて、3つ目を買ったらジャマすぎなのでモデルさん(夫)には我慢してもらいましたが、「これから購入するよ!」って方はぜひ!30㎝以上のアームレストを購入してください。

ホンマ、長いの買っとけばよかった!!(叫)

プロ用でのおすすめはこちら

アマゾンは品質が若干心配ではありますがこの辺りだと30㎝以上です。

アームレストも含めたすべての道具はこちらで紹介しています。

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【番外編】第2課題時のテーブルセッティングどんな感じ?

第2課題の時はどんなテーブルセッティングになるんだろ?ってことで参考までに。

JNA公式にはこの時点でのテーブルセッティングは画像がないため私のおすすめセッティングで解説します。

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【ジェルネイル検定初級】認定モデルハンドの場合

実際の施術イメージはこんな感じ。

スクエア型のライトでも配置は同じです。

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【ジェルネイル検定初級】モデル同伴の場合

・スクエア型ライトを使用してのセッティング

・ドーム型ライトでのセッティング(長めのアームレスト使用)

モデルさんでの受験の場合はライトの向きが逆になるので施術スペースが広く使えます。

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【ジェルネイル検定初級】第2課題時のテーブルセッティングで押さえるべきポイント

第1課題の時点で第2課題のことまで考えてテーブルセッティングしているはずなので多くは変わりません。

認定モデルハンド・モデル同伴のどちらのケースでも大事なのは

  • キューティクルクリームを片付ける
  • 相変わらず減点ポイントとなるスキマは潰す
  • 使わないものは遠くに移動する

です!

キューティクルクリームはケアで使用している方が多いと思うので、忘れないように注意してください。

他にも第2課題で使用を禁止されてる用具用材があるため、それもしまう必要があります。

(参考) 第2課題で使用が禁止されている用具・用材(2024年時点)

  • ストーンプッシャー
  • セラミックプッシャー
  • ネイルマシーン
  • 光重合で硬化しない UV カットのためのトップコート類
  • 材料のかくはん用として衛生的な措置が施せないもの(木製のつまようじ、竹串、マドラーや工具等)
  • 仕上げ用バッファ(シャイナー)
  • シャーミー(革製)バッファ
  • グリセリン
  • オイル
  • クリーム類
  • ローション類
  • アート用ステッカー(アートシール)
  • 顔料のみ
  • アートポリッシュ・ラメポリッシュ・絵の具
  • 温度調整剤(カイロ等)
  • ドットペン(マーブルツール)
  • その他規定外の用具・用材

とはいえキューティクルクリーム以外そもそも持っていく必要がないはずなので、試験の前日に持っていく道具をしっかり確認して禁止となる用具用材は抜いておくようにするのがベストです。

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【ジェルネイル検定初級】第1課題免除者のテーブルセッティング

第1課題免除者のテーブルセッティング例です(JNAテーブルセッティング規定より)。

第1課題がないため、左サイドがすっきりしているのが特徴です。

「モデルさんから見て右手はライトをアームレストとして使い、左手はアームレストを使用」てなテーブルセッティングです。

気になるポイントは

  • ライトをアームレスト代わりにしている
  • 右サイドと施術者側に減点ホイホイデッドスペースがある
  • ライトが施術スペースに大幅にかぶっている(認定モデルハンドの時のみデメリット)

この3点です。

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ライトをアームレスト代わりにしている

既定の1ページ目には下記記載があります。

ライトはアームレストとして使⽤してもよい。(その際ペーパータオルで巻くことは不要)

なのでアームレスト代わりに使うこと自体は問題ナシ。

公式のテーブルセッティングでは「モデルさんから見て右手はライトをアームレストとして使い、左手はアームレストを使用」てなテーブルセッティングです。

「ライトをアームレストの代わりにする」ということ自体はネイルサロンではよくあります。

この問題点は

  • ライトがスクエアでなければ出来ないテーブルセッティングである

ということ。

JNA公式テーブルセッティング例で使われてるライトは私がブログで超おすすめしてるシャイニージェルのライト(今は売っていないブラック。カッコイイ)ですが、こんな感じに上部が平面じゃないと使えないセッティングです。

【ジェルネイルライトレビュー】プロ用ならシャイニージェルのハイブリッドLEDがおすすめ

私がおすすめしている安価なライトで下記がありますが、こういうドーム型だとムリだよねってことです。

施術スペースと道具を置いているトレーにスキマがある

これはすべての級で言いたいしネイル検定のテーブルセッティングではすでに言っているのですが、このスキマは減点ホイホイゾーンです。

絶対みんなここに物置くから!!

ほんと、このスキマは無くした方がいいよ!

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【ジェルネイル検定初級】第1課題免除者のおすすめテーブルセッティング

上記のポイントを改善したおすすめテーブルセッティングがこちら。

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認定モデルハンドの場合

ポイントは

  • アームレストは小さめが2つ
  • ライトは左端に設置する
  • ペーパーは2枚敷いて隙間を無くす

という3つです。

アームレストを2つにすることで施術している側のハンドはアームレストごと手前に、使ってないハンドは奥に置いておいたり…といったことができます。

認定モデルハンドの場合はハンドには意思がないことから常に転がるリスクが付きまとうため、分けておくのが無難です。

モデルさん受験の場合はその点を気にする必要がなくて楽なのですが…。

また、認定モデルハンドでの受験の場合は、ペーパーを2枚敷いて施術スペースを広くしつつライトは左端に設置するのがおすすめです。

公式のテーブルセッティングの場合、施術スペースとライトが近すぎて施術ペースが狭いのとジェルが固まる危険性があります。↓

筆が転がるリスクがあることを考えると絶対に!隙間は無くしておきましょう。

使用した道具一式はこちらで紹介しています。

【2024年度最新】ジェルネイル検定初級のおすすめ道具一式を紹介

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モデルさん同伴の場合

1.【おすすめ】ライトのスクエア型をいかしたテーブルセッティング(JNA公式とほぼ同じ)

2.長めのアームレストを使用したテーブルセッティング

モデルさんでの受験の場合、第2課題のセッティングパターンは2つ。

  1. 【おすすめ】ライトのスクエア型をいかしたテーブルセッティング(JNA公式とほぼ同じ)
  2. 長めのアームレストを使用したテーブルセッティング

モデルさんの場合、認定ハンドのセッティングのように左端ライトを置くとすごく腕を広げないといけなくてしんどい場合があります。

「1.ライトのスクエア型をいかしたテーブルセッティング」はモデルさんにとってもっとも負担の少ないセッティングになっています。

「2.長めのアームレストを使用したテーブルセッティング」は1のセッティング(一番おすすめ)ができない場合のセッティングです。

モデルさんの場合はあえて小さいアームレストを2つ購入する必要もないかなぁと思います。

将来的にセルフネイル以上のことをしたい(人にしてあげたいとかネイルサロンやりたいとか)と考えているなら、ライトはスクエア型を買うのがおすすめです。

ドーム型は使い勝手が良くないので結局「買い直したいな~」ってなります(我が身)。

使用した道具一式はこちらで紹介しています。

【2024年度最新】ジェルネイル検定初級のおすすめ道具一式を紹介

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【注意】ゴミ袋は「蓋つき」が推奨されるようになった

これまでゴミ袋に関しては詳細な案内がありませんでしたが、第31回より蓋つきに加工推奨となりました。

具体的な案内がこちら(JNA公式サイトより)。

ご自身でも公式サイトより確認するようにしてください(スクロールして下の方にあります)。

  • 蓋つき加工しない場合、開口部にたるみが出ないように気を付ける
  • 蓋つき加工する際は画像のように3か所テープで止めると使いやすい

てな内容です。

加工方法のアップはこちら。

JNEC主催ネイル検定の方でも同じ対策が取られるようになっていて、そちらでは蓋つきゴミ袋の作り方動画も公開されています(動画:JNEC「テーブルセッティングでのごみ袋に設置方法について」より)。

第31回試験時点ではこの加工をしていなかったからといって減点とはならないようです。

とはいえ目をつけられるのも嫌なので、推奨されている加工をしたゴミ袋を使うのが無難かなと思います。

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おわりに ややこしすぎ!ジェルネイル検定初級の第1課題・第2課題のテーブルセッティングを解説

ジェルネイル検定初級について、施術がしやすいおすすめテーブルセッティングを解説してきました。

テーブルセッティングはケアやカラーリングの練習する時に毎回きっちりやるようにしてくと、慌てて覚える必要がなくなります。

満点を取りやすいがゆえにちょっとしたことで減点・失格になってしまうこともあるので、しっかりマスターしておきましょう。

ピーコックアートの解説もしています。

ネイル検定3級の解説もしています。

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