ネイルケアで使うエメリーボード(爪やすり)とは?おすすめ・正しい使い方を解説

ネイルケアで使うエメリーボード(爪やすり)とは?おすすめ・正しい使い方を解説 HIYOKOネイル
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ネイリストのHIYOKOです!

みなさん、「爪」何で整えていますか?

もし爪切りを使っていて

  • 二枚爪になってしまう
  • 爪が割れちゃう
  • 爪にへこみができる

といったトラブルに悩んでいるなら、原因は爪切りにあるかもしれません。

爪を整えるとき爪やすり使うようにすれば上記のトラブルはたいてい解決するはず。

今回はそんなお悩み解決アイテム「爪やすり」の中から、「エメリーボード」という爪やすりを丁寧に解説していきます。

爪やすり(ネイルファイル)とは?

爪やすりとは、爪の先端を削ったり爪の表面をなめらかにする道具の総称です。ネイリストの世界ではネイルファイルということが多いです。

ちなみに日本化粧品技術者会(学術団体)では爪やすりは下記のように定義されています。

爪みがき用品の一つで、表面がざらざらの板状のもの.爪の先端を削ったりこすったりして爪表面の凹凸を滑らかにする.目の粗さは種々あるが、一般に粗いものは爪の先端形状を整えるために、細かいものは爪表面のつや出しのためにそれぞれ使用する

爪やすりには

  • エメリーボード
  • ウォッシャブルファイル
  • スポンジバッファ
  • シャイナー

の4種類があります。

ただ、ウォッシャブルファイルをゼブラファイルと呼ぶ方も居たりして呼称は人によってまちまちです。

呼び方がいろいろあって混乱するけど図にするとわかりやすいかな?

爪やすり(ネイルファイル)の用途は?

4種類ある爪やすりの用途をまとめました。

用途に応じた爪やすりを使うのが重要です。

なぜなら、爪の表面を整えるスポンジバッファで自爪の長さを短くしようとしても時間かかりすぎるし(削れないし)、エメリーボードで爪の表面にツヤを出そうとしてもとうてい無理だからです。

アマゾンで爪やすりのレビューなんかを見てると、やりたいことができなかった!という口コミをたまに見かけますが、用途を間違えている方が多いです。

プロじゃなかったら違いなんてわからんよね

エメリーボードとは?=「爪切り」の代わり

今回解説していくのはエメリーボードと呼ばれる爪やすりです。

自爪の長さを短くしたり、形をキレイに整えたりするときに使います。

色はブラックだったり、茶色だったり、白だったりいろいろあります。

画像はすべて爪やすり(エメリーボード)=爪の長さ形を整える道具です。

爪切りの代わりに爪やすり(エメリーボード)を使うと覚えてもらうとわかりやすいかな?と思います。

爪切りは爪を切るときの衝撃が大きいため二枚爪・剥離・亀裂・凹みの原因になりやすいのに対し、爪やすり(エメリーボード)は「削る」という方法で爪を短くするため爪への衝撃が小さくトラブルが起こりにくいです。

爪が乾燥していて割れやすい方、爪が薄い方、現時点で爪に凹みがある方にはほんっとーに爪やすり、おすすめです。

紙タイプだとそんなに高くないし!

ぜひ一度、試してほしいなぁと思っています。

プロ用のおすすめのエメリーボード(爪やすり)

この記事では使い方まで丁寧に解説していきますが、まずは手元にエメリーボードがないと始まらない!ってことで、おすすめなプロ用のエメリーボードはこのあたりです。

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ネイリストは大体数十本単位でストックしてます。

上記で紹介しているのは使い捨てのエメリーボード(爪やすり)です。

使い捨てといっても使った後にちゃんとお手入れをしておけば、セルフネイルの場合は数か月は使えるんじゃないかな?と思います。

ハンドとフットは分けた方がいいので、できれば2本あるとベスト。

ガラス製・ステンレスなどもありますが、ネイリストで愛用してる方にはまだ1人しかあったことがありません。

私自身も一度試しに買ってみたことがありますが、上記の使い捨てエメリーボードのほうが使いやすかったのでここでは紹介しません。

エメリーボード(爪やすり)を買う時は粗さをチェックしよう

爪やすりにはグリット(粗さ)と呼ばれる指標があります。

これは表面の目の粗さを表したもので、自爪を削るのに適したグリッド数は180グリット前後です。

グリット数(粗さ)についてちゃんと理解したい!って方はこちら。↓

ネイルファイル100/180どっち使う?!画像付きでめっちゃ丁寧に解説してみた

足の爪(親指)なんかは分厚い方も多いと思うので、その場合は100グリットを使うのがおすすめです。

【動画】エメリーボード(爪やすり)の使い方

エメリーボード(爪やすり)を使い方は下記のとおりです。

  1. エメリーボードの面取りをする(購入時のみ)
  2. 1本ずつ長さ→形の順にととのえていく
  3. 全体のバランスを確認して修正

具体的な使い方はこちらの動画がわかりやすいです(動画:YouTubeより)。

動画では仕上げとしてスポンジバッファーでバリ取りをするところまで解説してくださっています。

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上記はプロ用のスポンジバッファーで私が最近お気に入りのもの。

180グリットの面があるスポンジバッファーを購入すれば、バリ取りやサンディングなど1本でいろいろ使えるかなと思います。

ポイント1:エメリーボードは使う前に面取りしよう

エメリーボードは面取りが必要です。

やり方はこんな感じ(動画:YouTubeより)。

購入時はエメリーボードの両サイドにバリ(とげとげ)が残っていることがあり、そのまま使ってしまうと皮膚が破けて血が出ます。

え?なんか痛いんやけど…って思いながら使ってるとフツーに出血するので面取りは忘れないように気をつけましょう(経験済)!

ちなみに削りすぎると扱いにくくなってしまいます。例えば下記は面取りしすぎな画像。

赤矢印の幅で一周面取りしてしまいました(アホ)。

ここまで削ってしまうとファイルのサイドが使えなくて不便なことになります。

面取りのめやすは皮膚の薄い手首で面取りした部分をスライドしてみて痛くない程度です。

手首でスライドして痛くなければ、爪周りの皮膚が薄い部分にあたっても安心です。

ポイント2:エメリーボードの持ち方に注意しよう

ネイル初心者さんの場合、手に力が入ってしまうことが多いです。

親指・人差し指・中指の3本の指で持って、押し付けるのではなく爪先に当てながらスライドするというのを意識するといいかな?と思います。

爪先に添えるというのが近いかも。「押し付ける」までいくと力が入りすぎかな。

力が入りすぎるとエメリーボードが跳ねてしまってイライラすることになってしまいます。

3本指で持つようにすると力が入りにくいので、そういうことは減るはずです。

ポイント3:整える順番に気をつけよう

まずは長さを短くしてから形を整えていきます。

形を整えてから長さを短くすると、結局その後もう一度形を整えることになるので二度手間になってしまいます。

ちなみに、爪の長さをがっつり変えたい(短くしたい)場合、ネイルニッパーを使うのもおすすめです。

ネイリストの場合、エメリーボードで短くするのは時間がかかるな…と判断した場合、ある程度ネイルニッパーで長さを短くしてからエメリーボードで形を整えていきます。

ネイルニッパーは断然!絶対!スワダがおすすめです。

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LサイズとSサイズがあって、カラーはブラックとシルバーがあります。

私はLサイズでハンドとフット用をそれぞれ持っていますが、手が小さい方はSサイズがおすすめです。

職場ではブラック、家ではシルバーを使っていますが、色による違いは特にないので好みで大丈夫。

爪切りと違ってサクッと切れて爪へのダメージも少ないです。プロも御用達。うちでは家族も御用達。

【レビュー】ネイリストおすすめプロ用ネイルニッパーは「スワダ」の爪切り

エメリーボード(爪やすり)のお手入れ方法

こちらで紹介するエメリーボードのお手入れ方法はお家用です。

ネイルサロンで使えるお手入れ法ではないのでご注意ください。

  1. 硬めのブラシでエメリーボードの目に詰まった汚れを軽くこすって落とす
  2. サッと水洗いする
  3. キッチンペーパーで水気を取る
  4. エタノールを両面振りかける
  5. キッチンペーパーで軽く押さえて水気を取る
  6. 立てかけてしっかり乾燥させる

ブラシはこちらの「かため」がおすすめです。

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使い捨てのエメリーボードは防水ではないですが、サッと水洗いするくらいだとふやけたことは一度もありません(プロ用しかやったことないので安価なのはムリかも)。

ネイルサロンだとエメリーボードはそもそも使い捨てだし、紫外線消毒したいしで上記のお手入れだともの足りなくて不安ですが、セルフネイルでやるくらいなら十分なお手入れかなと思います。

おわりに ネイルで使うエメリーボード(爪やすり)とは?おすすめ・正しい使い方を解説

今回は爪やすり(ネイルファイル)の中からエメリーボードについて丁寧に解説しました。

エメリーボードで長さをととのえるというのはネイルケアの第一ステップです。

とはいえ、エメリーボードを使いこなすだけでも「なんか爪、キレイじゃない?」って言われるようになるはずです。

もっとネイルケアに興味がある方はこちらも参考になるかもしれません。

第2ステップのスポンジバッファに興味がある方はこちら。

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