こんにちは、HIYOKOです。
ネイルファイルの粗さ(グリット数)ってわかりますか?
私はネイルしはじめのころをまったくわからなかったです。100/180グリットがいちばん最初に触れたネイルファイルでしたが、当時の私は、
目を閉じて
精神を統一して
さわさわして
判別してました(自信はなかったので結局カン)。
そんな精神統一ゾーンから脱した私が「初心者さん100/180わからん問題」を解決したい!ってことで、
- そもそもグリットとは何か
- ネイルファイルに書いてある100/180はどっちがどっちなのか
について画像付きで丁寧に解説していきます。
ちなみに、記事内で下線がひかれている(リンクしてある)ネイルファイル類はすべてプロ用です。ちゃんとしたのってどれ?興味ある…って方は参考にしてください。
ネイルファイルの粗さ(グリット数)って?100/180どっち使えばいいか問題
ネイルファイルの粗さ(グリット)とは、ネイルファイルの表面の粗さ(あらさ)、ザラザラ具合のことです。
数字が小さいほど粗くてザラザラで、数字が大きいほど細かくてサラサラです。
エメリーボード100/180グリットの実物画像をご準備しました。
どーだろ。
落ち着いてみてもらうとわかると思うのですが、結構、違います。
アップにしてみる。
エメリーボードは自爪の長さを短くする(整える)ときに使うネイルファイルですが、
なんか、100グリットの粗さで削るってなると「痛そう…雑そう…ザリザリザリって容赦なく削られそう…」そんな感じしませんか?
実際その通りです。
自爪を削るときはなるべく自爪への負担を少なくしたいはず。100/180グリットのどっち使えばいいか問題の答えは「180グリットの面を使う」です。
ネイルファイルの粗さ(グリット)の数字をもっと説明
ネイルファイルの粗さ(〇〇グリット)って、1インチ平方内に研磨剤(ツブツブ)がどれだけ配置されてるのかってことを表してます。
図で表すとこんな感じ。
ツブツブが25個よりも100個のほうが表面が細かくなるため、感触はサラサラになり、削った時も細かい傷がつくことになります。
- 80とか100とか、数字が小さい=ツブツブが少ない=粗い=めっちゃ削れる
- 180とか200とか、数字が大きい=ツブツブが多い=細かい=あんまり削れない
ってなるわけです。
100グリットの粗さと180グリットの粗さをもう一度再掲。
あきらかに100グリットのほうが粗くてザリザリッと削れそうだよね。
粗さ100/180って数字書いてるけどどっちがどっちか分からん問題
エメリーボードは数字が書いてないことが多いですが、
スポンジバッファー(サンディングやバリ取りに使う)とかゼブラファイル(ジェルを削るときに使う)は100/180みたいに書いてあることがあります。
ロゴとか数字が書いてある方(表(おもて))が絶対目が細かい方(180グリット!)とか言い切れたらいいのですが、調べた感じ、そうとも限りません。
例えば、プロ用の問屋さんで購入した場合、表が目が細かい(=180グリット)場合が多いです。
こちらは問屋さんで購入したMITHOSのスポンジバッファーです。
いろいろ確認したんだけど、プロ用のネイルファイルじゃない場合は、逆の場合が多い(表が粗い=100グリット)…気がします。
例えばこれはアマゾンで購入したゼブラファイルです。
そもそも、プロ用じゃないのは表と裏の違いがちょっと分かりにくいのが多いんだけど(正直、一緒じゃ?!ってのもある…)、でも、写真のゼブラファイルはロゴがあるほうが凹凸があってザラザラしてる感じがしますよね。
【応用編】100/180グリットのどっち使えばいいか問題
自爪の長さを短くしたり、形を整えるときはエメリーボードを使います。
この時、100/180グリットのどっちを使うのかというと180グリットを使うことが多いです。
なんでかというと、100グリットを使うと削れすぎてしまうから。
逆にいえば、
- めちゃくちゃ長い自爪を気分を変えて短くしたい!
- 爪がぶ厚すぎる!
ってときは100グリットの面を使うこともあります(セルフネイルの時です)。
でも、ネイリストの場合は爪の長さを大きく変えるときはネイルニッパーを使うかな(そっちの方が圧倒的にはやいので)。
粗いってことは引っ掛かりやすいってことにもなるので、自爪が薄いなぁ~って思ってる方なんかは、100グリットを使う時はちょっと慎重になった方がいいもしれません。
調子に乗ると爪を持ってかれることがあります。
プロ用のネイルファイルの基礎から使い方までを知りい方はこちらで解説しています。
》ネイリストが解説!ネイルファイルの種類と使い方って?【初心者向け完全ガイド】
ネイルファイルどれ買おう?とお悩みの方はこちらが参考になるはず。
》ネイリストが選ぶ!初心者向けネイルファイルの種類とおすすめはコレ
具体的な使い方はこちらで解説しています。
》ネイルケアで使うエメリーボード(爪やすり)とは?おすすめ・正しい使い方を解説
めっちゃ余談
ネイルファイルのグリット数って、エメリーボードはまだわかるんだけど、スポンジファイルの220/240とか、手に取った瞬間パッとはわかりにくい。
そんな私は最近、両面同じグリットを買う方が楽だわ!ってなってます。
agehaの180/180スポンジファイルは私のお気に入りです。
パッと手に取って、どちらか考えずともそのまま使えるっていいよね!
探してみたら両面同じ粗さのネイルファイルは他にも結構あるので、気になる方は検索してみてください。
ネイルファイルの粗さ(グリット)・数字に関するQ&A
- Qネイルファイルの180の粗さの使い方は? おすすめのネイルファイルはある?
- A
180グリットの粗さはどのネイルファイルでも一番使うグリット数です。例外を除き、基本的には180グリットを使い、好みや要望(早く削りたい・優しく削りたいなど)によって、数字をあげたりさげたりします。
ネイルファイルを購入する際は、まずは180グリットの数字のものを買うと良いでしょう。
ポチップ
- Qネイルファイルで180/240の粗さの使い方は?おすすめのネイルファイルはある?
- A
240グリットは細かめな粗さに分類されます。240グリットの面はサブ的な使い方になることが多いです。
エメリーボードの場合:基本的には180グリットを使用します。240グリットは180グリットで形を整えた後の軽微な修正に使うことになるかなと思います。
ウォッシャブルファイル(ゼブラファイル)の場合:エメリーボードと同様で、基本的には180グリットを使用します。240グリットは180グリットで形を整えた後の軽微な修正に使うことになるかなと思います。
スポンジバッファの場合:一般的には180グリットでサンディングをすることが多いですが、自爪が薄い方は240グリットの面を使ってもいいかも。バリ取りも240グリットの面から使ってみるといいです。
プロ用だと180/240の組み合わせはあまりありませんが、240グリットを使ってみたいなら下記がおすすめです。
¥353 (2024/12/05 10:43時点 | Amazon調べ)ポチップ¥620 (2024/12/05 10:51時点 | Amazon調べ)ポチップ
- Qネイルファイルで150の粗さの使い方は?おすすめのネイルファイルはある?
- A
エメリーボードの場合:ぶ厚い爪(親指など)に使うことが多いです。ネイルファイルだけで自爪の長さを大幅に変えるなら、180グリットは時間がかかるため150グリットを使うことも。お客様にはあまり使いません(割れたり痛みを感じるリスクがあります)。
ウォッシャブルファイル(ゼブラファイル)の場合:長さ出しした爪の形を素早く整えるのに使います。ネイルチップにはあまり使いません(ネイルチップが薄いと割れにつながります)。ジェルネイルのオフにも使ってOKです。
スポンジバッファの場合:150グリットを使うことはほぼありません。
- Qネイルファイルで80の粗さの使い方は?おすすめのネイルファイルはある?
- A
エメリーボードの場合:自爪に使うエメリーボードで80グリットの粗さを使うことは基本的にありません。
ウォッシャブルファイル(ゼブラファイル)の場合:長さ出しした爪の形を素早く整えるのに使います。削った面が粗くなるため、他のグリット数で整える必要があります。
スポンジバッファの場合:サンディングやバリ取りで80グリットを使ってしまうと削れすぎるため使うことはほぼありません。
さいごに ネイルファイルのグリッド100/180は慣れると見分けがつくようになる
私の場合、最初のうちはエメリーボードの100/180ですら見分けがついてなかったですが、
使ってるとそのうち、触った瞬間に
100グリットと180グリットでめっちゃ違うやん!!
ってなってきます。
人って成長するよね。
プロ用ネイル道具に興味のある方はこちらの記事も参考になるかもしれません。
コメントする