こんにちは、HIYOKOです。
セルフでジェルネイルをする時、最後の最後で曇っちゃうことがありませんか?トップジェルを塗った段階ではツヤツヤでテンションぶち上げなのに、固めた瞬間、あれっ?みたいな。
実際に、私も独学でセルフネイルをしていた時には、
- ジェルネイルってなんで曇るの?
- 解決方法はあるの?
- セルフだとこんなもんなの?
と、この謎現象にものすごく悩まされていました(それはもう、ジェルネイルをする気力がなくなるくらい…)。
そもそも、ジェルネイルって曇りやすいんですよね。
いろいろな原因から曇りが発生します。
それはもう、あらゆる方向から。
ジェルネイルが曇る原因は色々ありますが、スクールでネイルの知識と技術を体系的に学び、ネイリストとして働くようになった今は、原因はコレだ!と推測して、改善できるようになりました。
私の経験を通して言えば、初心者さんがやってしまいがちなジェルネイルが「曇る」原因はちょっとしたことで簡単に解決できると思います。
この記事では、
- セルフネイルの「曇り」を簡単に解決する方法
- セルフネイルが「曇る」原因となりやすい、やりがちなこと
をお話していきます。
サロンみたいなツヤっとジェルネイルをみんなで手に入れましょ~
ジェルネイルが曇る原因はノンワイプトップジェルで解決できる
私的におすすめの、まず試してほしい解決方法は、今使っているトップジェルをノンワイプトップジェルに変えてみる、という方法です。
![私が使ってるおすすめノンワイプトップジェル](https://hiyoko-nail.com/wp-content/uploads/2023/07/non_wipe_gel-1024x1024.jpg)
それもできれば、ちょっといいやつ。
できたらでいいんだけどね。
私はゴールドのやつ使ってますが、シルバーのやつのほうが熱くなりにくくていいかも↓
お高めだけど、セルフネイルするだけだと10か月くらい持ちました。なかなかなくならない。
そもそも、ジェルネイルは爪のほうから順に、
ベースジェル
↓
カラージェル
↓
トップジェル
という風に、上に塗り重ねていって完成させます。
最後に塗るトップジェルは、硬化した後に未硬化と呼ばれるベタベタが残ります。
そのため、そのベタベタをクレンザーやクリーナーといったふき取り用の専用溶剤をしみこませたワイプ(未硬化をふき取る布のようなもの。スポンジみたいなのもある)でふき取る必要があります。
実は、この未硬化の拭き取りという作業が曇る原因となりやすく、厄介なんですよね。
私はセルフネイルをしていた時、ここをおろそかにしていました。
曇る原因はそこやで!(怒)
と今なら原因がわかります。
ノンワイプトップジェルはその名の通り(ノンワイプ!)、拭き取る必要のないトップジェルのことです。
ノンワイプトップジェルを使用することで、拭き取りそのものの工程を省略することができるので、ふき取りが原因で起こる曇りが解決できるということになるわけです。
拭き取りが原因って具体的にどういう意味?
と思われる方もいらっしゃるかと思うので、ジェルネイルの拭き取りがなぜ曇る原因になるのか?を丁寧に解説していきます!
私が思うジェルネイルが曇る原因3つー未硬化のふき取り不足ー
私のこれまでの経験から考えると、ふき取りが原因で曇る理由は3つに集約されます。
- ジェルネイルの未硬化はしっかり拭き取らないと曇る
- ジェルネイルの未硬化拭き取り用のワイプは使いまわすと曇る
- ジェルネイルの未硬化の拭き取りをティッシュやキッチンペーパーで行うと曇る
この3つは、ジェルネイルを始めたばかりだったり、独学でジェルネイルをしていると見落としがちかなーと思います。
私は見落としまくっていました…。
ジェルネイルの未硬化はしっかり拭きとらないと曇る
ジェルネイルの未硬化は少しでも残っていると曇りの原因となってしまいます。
ゴシゴシこする必要はないのですが、しっかり拭き取る必要があるんですよね。
その際、未硬化のふき取りの時に使用するクレンザー(またはクリーナー)は、ケチらずにたっぷりと使用したほうが良いです。もったいなくてケチっちゃうんだよね。
拭き取る時は、爪の根本(キューティクル)から爪先に向かってスッと拭き取る必要があります。
ジェルネイルの未硬化拭き取り用のワイプは使いまわすと曇る
未硬化を拭き取ったら、拭き取ったワイプにはもちろんそのベタベタが付きます。
ベタベタがついたワイプでもう一度拭けば、せっかく拭いたベタベタがまた爪についてしまうことになります。
ワイプを使う時は、
一度使用した面は使わない
ということが重要です。
ジェルネイルの未硬化のふき取りをティッシュやキッチンペーパーで行うと曇る
未硬化のふき取りをティッシュやキッチンペーパーで行うのはおすすめしません。
なんか、しっかりとれないんだよね…。
専用のワイプがない場合、コットンがおすすめです。
ただ、毛羽立ちが多いコットンはもけもけが爪に残ってしまうので、あまり毛羽立たないないものがおすすめです。
私がスクールでふき取りにおすすめされのはシルコットでした。毛羽立たないような処理がされています。
ふき取りの時に気を付けないといけないポイントは多いんです。
以上は、すべてふき取り時に起こる曇りの原因です。
上記の点に気を付けて、
10本すべて丁寧に拭くのは疲れるから、それならノンワイプトップジェルにしちゃおうよ。
てな話になるわけですね。
ノンワイプジェルだとワイプの消費量も減ってお金の節約にもなる!と私は思ってます。
ジェルネイルの未硬化を拭き取る時以外にも曇る原因はある
ノンワイプトップジェルつかってるけど曇ってるんだけど(悲)という方もいらっしゃるかもしれません。
私はふき取り時に曇りが発生することが多いということに気づいて以来、ノンワイプトップジェルを使うようにしたため、順調なジェルネイル生活を送っていたのですが、ある日事件が起こりました。
(この後用事ある~!急がなきゃ~!!!!!)
とある日の午前中ジェルネイルをしていたのですが、午後に予定があったため時間が押していたんですね。めっちゃ急いでた。
(できた!)
と思ってジェルネイルを完成させ、メイクをしていてふと親指を見るとノンワイプトップジェルを使用していたのに親指の一部が曇っていました…。
このように、ノンワイプトップジェルを使用していても曇ってしまう場合があります。
その原因として、私的に考えられるのは5つです。
- ジェルネイルはライトできちんと硬めないと曇る
- ジェルネイルの未硬化の拭き取りにクレンザーではなく消毒用エタノールを使用していると曇る
- トップジェルの量が多すぎるor少なすぎる
- ジェルネイルのジェルとライトの相性が悪いと曇る
- ジェルの管理が良くないとジェルネイルが曇る
ですが、ほとんどの方はこの中のうち、1~3に当てはまるんじゃないかなぁと思います。
ジェルネイルはライトできちんと硬化しないと曇る
ノンワイプトップジェルであれ、普通のトップジェルであれ、ジェルに記載されている時間硬化しないと曇ります。
また、ライトが安価でコンパクトなものであった場合、規定の時間、ジェルをライトに当てていても硬化しない場合があります。
これはなぜかというと、
- ワット(W)数が小さい
- ランプの数が少ない
- ジェルが硬化するために必要な波長が出ていない
といった場合があるからです。
ライトのワット数が小さい(=消費電力が小さい)ほど、硬化には時間がかかります。
ライトの形は色々ありますが、プロ仕様のライトだと、手を突っ込むタイプは大体36Wくらいあるかなーという感じです。
また、コンパクトなライトであった場合、ランプが上にしかついていないことがあります。
この場合、爪の両サイドにはライトが当たらず、硬化できていないことがあります(正直、このタイプのライトはめちゃくちゃ面倒だと思う)。
また、ジェルにはそれぞれ硬化するのに必要な波長があるため、それをカバーしたライトを使用する必要があります。
私はスクールで認定講師の先生方に、385nm~410nmの波長があるライトを買うとおおよそどのジェルもカバーしていると教えていただきました。
ジェルを硬化するライトは、
ワット数が小さすぎないか?(36W程度あるか)
ランプは爪の全面にあたるように設計されているか?
ジェルが硬化するのに必要な波長が照射されるライトか?(385nm~410nm程度あるか)
に気を付けて、ジェルはしっかり全面硬化するようにしましょう。
プロ仕様のライトでない場合、しっかりと爪の全面をライトに当てて、不安なら少し長めに硬化するくらいがちょうどいいかなーと思います(プロ仕様のライトを使用したら硬化不足の心配はなくなりますがこれまた高いんだな~)。
ジェルネイルの未硬化の拭き取りにクレンザーではなく消毒用エタノールを使用していると曇る
未硬化の拭き取りに消毒用エタノールを使用していると、その消毒用エタノールの濃度によっては曇ることが多いような気がします。これは私の経験から!
ちょっと高いけど、クレンザーを使う方が確実な気がします。
消毒用エタノールを使用するなら、濃度76.9%~81.4%のものが良いかなあと思います。
私が買っているものだとこれ↓
![](https://hiyoko-nail.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
もちろんふつうに手指消毒にも使えるし、ネイルにも使えるしでいい感じです。
トップジェルの量が多すぎるor少なすぎる
トップジェルの量が多すぎると規定の時間硬化しても硬化できていない場合があります。
その状態で拭き取りをしてしまうと曇ったり、それ以上に恐ろしいことになったりします。
トップを盛りたい場合は、薄く塗って、数回に分けて硬化するのがおすすめです。
また、トップジェルの量が少なすぎて(特に爪の両サイド)カラーが露出している場合、その部分はトップが塗れておらず、のちのち曇る原因になります。
トップジェルを使用する際は、硬化する前に両サイドがしっかりと塗られているかを目視で確認してから硬化させるのがおすすめです。
ジェルネイルのジェルとライトの相性が悪いと曇る
ジェルを販売している多くのメーカーは、ジェルを硬化するためのライトも販売しています。
メーカーは自社のライトとジェルを使用して硬化時間などの検証をしているため、ジェルとライトを異なるメーカーの組み合わせで使用した場合、ちゃんと硬化しない(あるいは硬化が遅い)場合があります。
経験上ほとんどの場合問題ないと思いますが、これまでお話してきた曇る原因を改善してもなお曇る場合は、今お使いのジェルとライトの相性が悪い可能性が考えられます。
ジェルの管理が良くないとジェルネイルが曇る
ジェルは温度や湿度に対してものすごく繊細です。冬はめちゃくちゃ硬くなるし…
もし、上記の原因が当てはまらないとしたらここになってくるのかなぁと思うので、一度新しいジェルを購入しなおしてみるのも良いかもしれません。
ちなみに私の場合、ジェルの管理が原因で曇ってどうにもならない!ってことになったことはありません。
たいていそれ以外の要因が原因で、それを直せばツヤツヤって感じでした。
ジェルネイルが曇ってしまったらもう一度塗り直そ!
もし、言われたことに気を付けて塗って拭き取ってみたけど、
やってみたら失敗して曇っちゃったよ!
もっかいチャンスをください!
となってしまった場合は
もう一度塗りなおしましょう。
これはセルフネイルだからの処置ではなく、プロのネイリストでもやります。
その際のやり方は、
トップをある程度削る
↓
ダストオフする
↓
トップジェルを塗る
となります。
トップの表面を削ることで、
- その爪だけジェルがぶ厚くなるのを防ぐ
- 未硬化をふき取ってツルツルになってしまったトップジェルの表面を、もう一度ザラザラにすることでジェルの密着を高める
といった効果があります。
まとめ ノンワイプトップジェルを使って簡単にツヤツヤネイルをしよう
以上、私が経験した曇る現象をベースに、原因と解決方法を書いてみました。
今のところ、やっぱり拭き取る時が曇る原因になることが多いかなーと思います(未硬化をしっかりふき取るにも技術が必要だと思う)。
だから、曇りに悩んでいる人はぜひ、ノンワイプトップジェルを使ってみてほしい。
あと、冒頭でもお伝えしましたが、ノンワイプトップジェルはちょっといいものを使った方が良いです。やっぱりプロ仕様の製品は、
輝きと輝きの持ち
が違います(内容量が多いとはいえ、価格が高いからそうじゃないと困るけど)。
私はセルフネイル時代、100均のトップコートが御用達だったのですが(多分リアルに20本は買ってる)、ぷっくりネイルが好きな私には量が少なく、しかもすぐ曇ってしまっていました。
チップ見本ならまだしも、自爪って、
水やらお湯やらかけられたり、
ハンドクリーム塗られたり、
紫外線も当たりまくるし、
過酷な環境なので、安価な製品が悪いってわけではないです。
でも、ジェルネイルの輝きはプロのネイルに近付ける重要なポイントのひとつかなぁと思ったり。
私のおすすめはこれね(再掲)!
高いんだけど、ハケも塗りやすいし、うす~く塗布したらウルツヤになるので、
曇りとかツヤ不足に悩まれてる方には試してほしい…!
これに限らず、ジェルネイルが曇ってしまうとお悩みの方は、
ぜひ一度プロ仕様のノンワイプトップコートをお試しあれ!
個人的な相談・質問はインスタからもどうぞ
このブログはコメント欄を開放しているので、疑問などがあったらご活用ください。
コメントは全員に公開されるため、それはちょっと…という方はインスタDMで相談受け付けてます(文章でのやりとりのみ)!
いずれも私の空いた時間にちょこちょこ返信する感じになるため、返信のタイミングはまちまちです。ご了承ください。
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「シルコットン」ではなく「シルコット」ですよ
こんにちは、HIYOKOです。
ご指摘ありがとうございます!
修正しました!
いつから空目してたのか…ずっと違う名前で布教してました(恥ずかしすぎ…)。